2021年5月27日
人形劇、開幕
5月26日(水)、富岡の人形劇団やまねこ座さんに来ていただき、人形劇を観劇しました。
演目は、二つ。犬と猫が追いかけっこをしながら宝物をみつけるストーリーと、ご存知ブレーメンの音楽隊。卒園までに1~2回は本物の劇を見せたいと計画しているのですが、今回やまねこ座さんからDMをいただき、きりん組が昨年発表会で演じたブレーメンの音楽隊だったので、お呼びすることにしました。
アクリル板で演者と観客を仕切り、観客側は南北の窓を大きく開けて常に換気をします。全員の健康観察票と現在の状態を観察をしていざ、開演です。
著作権の関係上、舞台の写真は詳しく載せられないのですが、人形が言葉に合わせてイキイキ動く様子に、子どもたちの眼はきらっきら👀
ブレーメンの音楽隊は劇で演じたストーリーとほとんど同じで、きりん組の子どもたちは内容をよく理解し物語に入り込んで観ていました。
笑うときは笑う!
最後に花束をお渡しして閉幕となりました。
うさぎの小林先生が、「子どもたちの心から楽しむ様子を見て、そうだよな、これが子どもの本来の生活だよなと思いました。」と感想をもらしていました。
ここ1年、いろいろなイベントが中止になり、ほんものの劇やショーを観る機会は激減したことと思います。一方、YouTubeなどで映像を観ることは多かったでしょう。今回初めにこどもたちに伝えたのは、「今日は劇に出てくる動物や人にもみんなの声が聞こえるんだって。面白かったら笑っていいよ。それから、劇に出ている人たちがいやだと思うような態度では観ないでね」ということ。
劇もコンサートも、ライブは演者と観客で作るものです。楽しみ方を知るのも幼児期からの積み重ね。感染対策に気を使いましたが、よい時間となったと思います。(^o^)
小さい組も、次回はお楽しみに…
2021年5月10日
ここまでが共同製作
各クラスでこいのぼりを作りました。みんなで作る共同製作、それは楽しいものですが、なんのために作ったのかという結果を味わいたいものです。それが4月26日でした。
このぼりは、床に置くとぺっちゃんこ。でもね
がらがらがら
するするする
あっ、あれはぼくがつくったのかな
元気よく泳ぎ始めました。
命が吹き込まれた瞬間!子どもは大喜び
みんなで、作ったこいのぼりの下で体操しよう。
きりん組は手形で模様をつけました。ゆび一本一本の色を変えてカラフルに。
うさぎ組は綿棒で一人ひとつうろこに模様を描いて貼りました。うろこって…?いつか本物が見られるといいね。
ひよこ組は、霧吹きで絵の具をシュッシュと拭きっけてこんなきれいな緋鯉になりました。
にじ組は、前のブログでお知らせした通り、裸足になってスタンプを押したにぎやかな楽しい模様です。
たまご組とはと組はシールをぺったんぺったん貼りました。おもしろくてもっと貼りたかったです。
しばし見惚れる子どもたち。そうか! こういうとだったのか。そうなんです(^o^)
2021年4月22日
春の光景
日本は4月に新学期が始まります。明治に会計年度が4月始まりになり学校の始業も全国に広がり法律に位置付けられ、130年間続いています。
×十年生きて生きて今年そのわけがわかりました!(あくまでも個人の思いです^^;)
ぽかぽか春の日差しは、セロトニンを増加させます。セロトニンは他の脳内神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。環境が変わる時期に台風がばんばんきて気圧が変動して不安定になったり、雨や雪続きで気分がどんよりしたらたいへんです。少し不安があってもがんばろうという気持ちになり、なんとなく幸せな思いが残るのは春のおかげなんじゃないでしょうか。入園・進級時期にはぴったりです。だから長い期間変わらずにきたのでしょう。そうに違いない…
そんなことをほんわか考えていたら、子どもたちの姿が目に入ってきました。4月の光景をお知らせします。
4月8日は入園式でした。花々がお祝いするように咲きほころび新入園児を出迎えます。
4月の初め進級してすぐは、昨年度楽しかった遊びから入ります。
1歳児たまご組のおやつは甘くて食べなれたものから。まず口にできることが大切です。
みんなで園庭に集まります。ここに集まって。先生がたまご組さんが集まるための目印を描いています。
集まったたまごさん。ん?上を見て何かにタッチしようとしていますね。何かな?
こいのぼりでした。
こいのぼりの下で年長きりん組がトンネルを作り、小さい組を通します。自分たちでできる新入園児へのおもてなしです。
2階の二つの保育室は毎日がお花見です。
ボタン桜とタンポポを集めてデコレーション。春の遊び。
2歳児にじ組さんには電車つながりはちょっと難しい。でも
できましたね!
低年齢児砂場で、のんびり砂遊び。
続きのウッドデッキでは子ども作のこいのぼりがちゃくちゃくと完成に向かっていました。
21日は1週間予定を早めて近隣の龍真寺のボタン園を見学したうさぎ組。
色とりどりのたくさんのぼたんがとてもきれい。大きさを比べたり匂いをかいだり。盛春を満喫。
強い風が吹いてきました。園庭のボタン桜が散っていきます。花びらが追いかけっこをするように地面ををくるくる走り回り、いつもは見えない空気の流れが映しだされます。春も深まり、ゴールデンウィークに入れば初夏ですね。
こども園ってとってもいいところです。
2021年2月19日
不審者侵入想定防犯訓練
園は防災避難訓練を毎月行います。2月は不審者侵入を想定して、思い思いの遊びの時間に0歳児から5歳児全員が安全な場所に一斉に避難する回でした。侵入者役は、桐生警察スクールサポーターさんです。
具体的な流れの説明は省きますが、先生の誘導で子どもたちはあっという間に園舎内に避難しました。課題もありましたが、素早く避難できたと思います。
遊戯室の前では、捕縛訓練で3人の先生たちがさすまたの使い方を習います。現実的には捕縛は難しいでしょうし、身の危険を冒してまで侵入者に立ち向かう必要はないでしょう。ただ保育者は、子どもを守らなくてはならない場面に直面したら撃退しないではいられません。さすまたの使い方以外にも撃退の対応方法を教えていただき、実際自分がどう動くかをめいめいが考えました。それもこの訓練の大切な意義です。
その後、遊戯室にきりん、うさぎ、ひよこが集まり、スクールサポータさんのお話を聞き、「いかのおすし」のDVDを観ました。
子どもたちに、「いかのおすし」って何?と尋ねてみてください。答えられるかな。
最後に大声を出す練習です。いざというとき、声を出したり抵抗したりすることは、練習なしには難しいです。
子どもたちはよく話を聞き、大きな声が出せました。保育室に戻ってから一人ひとりが声を出してみました。
まずは危険に近づかないことですが、犯罪をもくろんでいる人物は一見してわかりません。時には優しそうな顔で近づいてきます。また、助けが必要だと言われれば、「困った人には手を貸そう」と教えている園の立場としては、無視して立ち去れというのは矛盾です。
好意で声をかけてくれる人や助けが必要とする人と肯定的にかかわりながら、どう身を守るか。これは大丈夫、これは怪しい、これ以上は危険と見極めることのなんと難しいこと。これは、われわれ大人にも課せられたテーマだと思いました。今のところ、警戒心を強めに持ち、少しでも怪しいと思ったら大人に知らせるということを教えています。また、いかのおすしを子どもたちに守ってもらうと同時に、犯罪をさせない社会を築く責任が大人にはあることを痛感した防犯訓練でした。
2021年2月17日
作品展レポート
2月13日(土)作品展でした。遊戯室は全クラスの共同製作が飾られ、素敵な「おかしのくに」ができあがりました。きりん組はテーマパークのスタッフとなり、お客様のおもてなしをします。
ボーリングゲームです。お菓子のピンを、ロールケーキで倒してください。ピンはうさぎ組が作ってくれました。
お菓子の絵を描くために、箱を持ってきてもらったのですが、お家の人にじょうずにおねだりしてお菓子を買ってもらったうさぎ組さんたちでした。
あめ探しゲーム。5個探してみてね。こちらは難しいほうです。
こちらは簡単なほう。ん?何が違うの?よく見てください。簡単な方は見えやすくおいています。子どもたちの考えたルールです。スタッフの配慮に感心!
その先には、なんておいしそうなバースデーケーキ。
ひよこ組の共同製作です。つくった人たちも大満足。
大作、おかしのいえ。まるで住めそうです。
隣にはおいしそうなカップケーキ。大きいよ。
向かって左が、おひさま組にじ組はと組の共同製作。右がたまご組が作りました。ホイップクリームは食いしん坊くんのリクエスト。
プリンのバスでは、お乗りいただいた方を撮影いたします。
おみやげについてご説明いたします。4つ全てをまわってシールを集めていただいた方にすきなストラップ一つを差し上げます。
今年度は密にならないように、時間を区切ってお客様をおもてなししました。でも、これでちょうどよいかもしれません。例年、ほんもののテーマパークのように大混雑ですから。
13日は1時間のお家の人のおもてなしタイム。15日は小さい組に遊んでもらいました。お疲れ様でした。この作品展で子どもの何が育ったのか、次回お知らせします。
2021年2月9日
心の基地があるから立ち向かえる②
今年特に感じたのは、子どもたちは怖がって泣いているけれど、ちゃんと立ち向かって行っているということです。怖がらせるだけの鬼登場でなく、ちゃんと成長につながる行事にしようと取り組みを変えてきた甲斐があるというものです。
年長組のIちゃんは「いやだいやだよー!」と泣いて先生の後ろに隠れていたけれど、鬼の様子をよく見ていて、後ろからちょうど背中に当たるように豆を投げつけていました。うまいっつ!やみくもに怖いものに立ち向かっていっても、返り討ちに遭うだけです。頭を使ったのね。
これを、今後人生で出会う困難と考えてみましょう。根性論で「頑張れ、負けるな!」「乗り越えろ!」と鼓舞するだけで、乗り越えていけるのでしょうか。頑張るためには、支えてくれるものの存在が必要です。
来訪神とわかっていても鬼は怖い。そんな時、大人が守ってくれると信じられたら、自分の中の鬼を追い出すために立ち向かおうとできるのではないでしょうか。
大人にしがみつけるのは子どもの特権です。しがみつきながら、怖いものや辛いことに立ち向かっていければいいじゃないですか。そのために助けてくれる人はいる。そんな記憶が心の底に残ってくれるといいな、と思う立春の一コマでした。
そして、守るものがあるから強くなれるのも真実。大人も子どもによって強くさせてもらっているのですね。
2021年2月8日
心の基地があるから立ち向かえる①
今年は124年ぶりに、節分が2月2日だったそうですね。が、のびのびこども園には2月3日に鬼がやってきて豆まきをしました。
鬼は年に一度訪れる来訪神です。豆まきは、心の中の鬼を退治するという自分に向き合うちょっと難しい行事。でも、それぞれが心構えをし、当日を迎えました。
まだ余裕のあるひよこ組保育室内。
全員で園庭に並び、鬼と戦う準備です。あっ、あれは?
なんだ。給食棟の栄養士さんと調理師さん。
その時
フェンスを飛び越え鬼登場。
捕まった!
逃げろっ。今は逃げるんだ
戦う子もいます。
余裕の子もいます。
ああっ、たいへんだ!一番小さいたまご組に鬼がいってしまった
でも、豆を投げると、おっ、効果がある。
(実は今年、鬼役の人に『豆を投げられたら痛がってください』とお願いしてありました。無敵の鬼で、豆を投げたら追いかけてくるのでは向かっていけませんものね。)
きりん組のお兄ちゃんも応援に向かいます。
鬼は神出鬼没です。思いがけない方から現れます。
うさぎ組のKちゃん、おいおい泣きながら教頭の陰に隠れました。その後、少ししがみついて泣いていた後、再び鬼に豆を投げに行ったのです。すばらしい勇気
Aくん鬼と記念撮影です。
おお、鬼も疲れてきたようです。門から逃げようとしています。
逃げていきました。最後まで見届ける子どもたち特に年長きりん組。続く
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