のびのびこども園

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2024年1月

2024年1月26日

初めて子どもだけで道路を歩く


この冬一番の寒気が空を覆った1月25日、新里東小の周りで「園外歩行練習」を行いました。

毎年この行事は寒いのですが、今年は風が強く気温5度の寒さで、通園バスで待機して二人ペアで順番に公道を歩きました。

子どもだけで公道を歩くのが初めての子どもがほとんど。もちろん、そうでしょう。


押しボタン式信号機を押して…

青になったらわたっていいのですが、怖くて渡れない。
あらあら、赤になっちゃった。

だって、おまわりさんが右、左、右って見て車が来なかったら渡るんだよっていったからよく見てたんだよ。


宿の交差点もそう。右折車が気になると止まってくれても渡れない。

今回のねらいは「緊張をもって公道を歩く」ことです。タイミングよく信号を渡れなくても大丈夫。一朝一夕で身に着くものではありません。
警察官、交通ヘルパーさん、交通指導員さんの見守る中、歩きます。


新里東小周辺はわりと交通量が多いです。でも、進学したら、子どもだけで歩いて通学するのです。


トラックの横を通るときも気を付けて。車が飛び出てくるかもしれないんだよ。


最後に総評をいただきました。みんな右側通行、車の確認、落ち着いて歩く、よくできました。

登校は、登校班による集団登校を実施している学校も多く、上級生が連れていってくれますが、下校は、1週間もすると1年生だけで帰宅することになります。保護者の方はぜひ、お子さんと一緒に学校まで歩いて危険個所や体力的にどのくらいたいへんかをご確認ください。

ある子どもが「楽しかった」と。イヤイヤ、今日の怖さを忘れないでね。どうかみんな、安全に通学できますように。

2024年1月16日

栄光は誰の手に!?こま回し大会


暮れにこまをもらったきりん組たち。年が明けてこま回し大会に向けた遊びが熱を帯びます。

先週の始業式の頃はまだ回せる子は数えるほどだったのですが、毎朝道場で練習。みな腕を上げていきます。

年長の今の時期、器用性ややり抜こうとする力の育ちで、こま回しはちょうどいい活動です。熱心に練習する子が増え、情熱が周りに波及していきます。
一週間もりあがった今日、おじいちゃんおばあちゃんをお招きしてこま回し大会が開催されました。


外は雪。でもたくさんのおじいちゃんおばあちゃんが参戦、応援に来てくださいました。どうぞいっしょに練習しましょう。


安定してこまを回転させることを目指すため、長くまわっているこまが優勝です。はい、1,2の3っ!


AチームとBチームの優勝者で一騎打ち。最初はおじいちゃん対決でした。さすが昔取った杵柄というか独楽。うまい

2回戦はおじいちゃんと園長先生決勝で、園長先生がチャンピオン。

大人の実力にはかなわないかあ、と三回戦は子どもだけでやってみました。

実力者の中の2人が残り、Nちゃんが優勝。

4回戦リベンジ戦がおもしろかったので、レポート。
 
決勝戦に進んだNちゃんとRちゃん。Nちゃんは三回戦でも優勝しています。
Rちゃんの手元が狂い、あっお友だちにぶつかった…!?
あーこれはまたもやNちゃんの優勝かと思いきや、Rちゃんのこま、回っています。


みんな、振動させないで!

クラスの友達が見守る中、長い時間がたちました。

さあ、どうなるか?


僅差でRちゃんのこまが力尽き、Nちゃんの2回目の優勝が決まりました。


優勝者の記念写真。

Nちゃんは、昨日の練習で勝てませんでした。くやしくてくやしくて、その後練習して今日気合十分で登園してきました。その結果が表れました。おめでとう!

しかし、力は伯仲しています。組み合わせの運もあります。始業式からまだ一週間、実はこま回しの安定した力がついていくのはこれからなのです。今度は追われる立場のNちゃん、振り切れるか?!ドラマの続きがありそうです。

一週間後、またミニ大会があるんですって。その時どうなっているか楽しみです。少し小さめの賞状を作って駆け付けます。


***********おまけ***********

昨日はかぜぴゅーぴゅーの凧日和。たこあげの様子もお正月つながりで載せます。

2024年1月16日

1月11日避難訓練 命を守ること、そして消防車


1月11日(木)火災想定避難訓練が行われました。

1月2日の飛行機事故で、乗務員が避難訓練をしていたこと、CAの指示に従って避難した結果一人の命も失われなったことを始業式で話した直後の訓練でした。

思い思いの遊びの時間の火災警報ベル。寒い中、全員西駐車場までスムーズに非難することができました。



その後、消火訓練の見学です。
消火器がどこにあるか知っている?うん、知ってる あそこ、そしてここ 子どもはさわったらいけないんだよね。
代表の先生が消火器の扱い方を消防士さんに習い、実演します。
おお、こうして火を消すのかと子どもたちは興味深げ。


消防車見学の待ち時間に、消防士さんに質問しちゃおう。

Q「消防士さんは何を食べるんですか」
A「災害救助の時は、カップラーメンとかおにぎりとかぱっと食べられるものを食べています。」
Q「消防車ってなんで赤なんですか」
A「法律で決まっているんです。赤が火をイメージするからすぐ火事を消す車ってわかりますよね。」
Q「夜に火事があることもありますよね。消防士さんはどうやって眠っているのですか」
A「順番で眠っています。でもすぐ出動できるように、みんなパジャマじゃなくて消防服で寝ています。」

消防車の見学は4年ぶり。コロナで、園を訪ねることができなかったんです。(5歳児きりん組が1歳の時が最後かも) 来てもらえてよかった。やはり本物は迫力と実感が違います。
こちらもたくさんの質問があがっていました(割愛)。どういう風に人を助けるのか色々な工夫があることがわかりました。


桐生みどり消防署大間々新里分署は園のすぐ近く。みなさん親しみをもってとても親切に教えてくれました。園児の中から未来の消防士が出てくるかもしれませんね。