認定こども園 のびのび幼稚園

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2019年2月

2019年2月20日

あーあ、終わっちゃった

2月16日(土)作品展が催されました。 今年の全園共同制作は「のびのびの森」。遊戯室が、動物や木々で飾られた探検の森になりました。

迷路。数千個の花紙で作ったはっぱに覆われています。字を書くのが得意な子が中心となり、少しずつみんなで書きました。お客さんを心を込めておもてなしよう。さあ、いくぞっ。おー!

 

この行事は、きりん組にとって協力して作り上げる活動の集大成です。大きな作品の他、ゲームとルールを考え、どうお客さんをおもてなしするか相談します。

開会です。いらっしゃいませ。第一号のお客様です。雨(投げるボール)は5個までです。あっ、入った。すごいですね。全てのゲームをクリアした方には、ごほうびスタンプが押されます。

 

前日自分たちでも遊んでいるので、お客さんに対しても熱のこもった説明をします。これは魚釣り。一番難しいのは亀、一番連りやすいのはザリガニだそうで、見た目の釣れやすさとは違います。やってみたら、本当なのでびっくり!誇らしげなS君。

釣りの池。周りにも並びやすく空間があり、お客さんの気持ちを考えた配置がされています。広告で細い剣も上手に作れるようになりました。剣で作った釣り竿です。大盛況のうちに、1時間のテーマパークは幕を閉じました。

 

保護者、下学年のお友達、卒園生など大勢のお客さんが見え、大盛況のうちにのびのびの森は幕を閉じました。終了したとたん、子どもから「大成功!」の声があがりみんなで拍手をしました。Aくんはぽつりと「あーあ、終わっちゃった。」楽しみにしていた作品展のおもてなし、終わっちゃったね。でも、みんなの心にはたくさんの栄養がわたったはず。小学校に行っても、力を発揮していってね。

 

さて、のびのびの森を支えた各学級の作品を一部紹介します。

うさぎ組作「わに」ひよこ組作「トラ」写真のイメージより、ずっと実物は大きいです。細部までこだわりが!確かにトラのしっぽは先っぽがしろい。

さる。にじ・おひさま作。顔も描いてます。たまご作・りす。大きな樹の横から顔を出しています。藪から顔を出すくま。はと組・作

各クラス二つずつ動物を作ってくれました。「みつけてね!」ゲームがきりん組手作りプログラムにあり、レアキャラ「ようせいジョニー」は自信作です。「霧の中のジョニー」って知ってます?

 

ゲゲゲの鬼太郎「吸血鬼エリート 霧の中のジョニー」が一学期から流行っていました。森の中にいるから「妖精ジョニー」だねっていうことで、こんな場所に浮かばせてみました。ちゃんとギターも持っています

2019年2月20日

絵でみる子どもの成長

2月16日(土)の作品展で、子どもの自由画が展示されていました。意味がわからないと、成長したと言われても???だと思いますので、今回は子どもの絵と発達の関係を、のびのびの子どもの絵を実際に示しながらご説明します。

 

<擦画期・さつがき1~2歳>

擦画期の絵・1歳のお子さん

自分の手の運動や跡が表れることに興味を持つ、これが子どもの絵の出発点です。この時期のなすりつけやこすりつけで、確かめ実験を繰り返すのはとても意味のあることなので、見守りながらたくさんさせていきます。

 

<錯画期・1歳6ヶ月~3歳>

錯画期の絵・2歳のお子さん

この時期になると、意思のあるしっかりとした線を描くようになります。自分の描いた線が元あったものの景色を一変させたことに満足して、共感を求めてきます。この時期にぐしゃぐしゃ描きやなぐり描きを十分にやって満足した子どもは絵を描くのが好きな子どもになっていくといいます。

 

<象徴期・しょうちようき3~4歳>

象徴期の絵・4歳のお子さん。5歳が近いのでカタログ期に入ってきています

子どもはぐしゃぐしゃ描きをしているうちに、線のかたまりや円形らしきものをさして、「りんご」とか「おかあさん」とかいうようになります。「何をかこうかな?」と考えてから描くのではなく、描いた後でその象徴的な形から具体的な形を連想して意味づけします。このお話を一緒に聞きながらお絵かきを見守ってあげる時間が子どもの自己肯定感を育み安心する時間なので、園で絵を描くときは、保育者はたくさんお話を聞くようにしています。

この時期見られる、頭から手が出る「頭足人」は、世界共通の子どもの絵です。

 

<カタログ期3~5歳>

カタログ期の絵・5歳のお子さん

この時期は、自分の知っている形がいろいろ描けるようになり、自分の知っていることや経験したことを表現しようとします。描かれている形は説明されてなくても十分に理解できます。思いついたものを脈絡なく並べていき、まるで商品のカタログのようです。言葉も相当豊富になっているので、ものの大小の比較や正確さをただすようなことは言わず、興味をもって質問などして、子どもがたくさん絵をかきたくなるように促します。

 

<図式前期・ずしきぜんき5~6歳>

図式前期の絵・6歳のお子さん

子どもが知的な面でも情緒的な面でも成長してくると、一つひとつの事柄に対し「人とはこんなもの」「家とはこんなもの」という概念が形成されてきます。それぞれの要素はどの子どもにも共通しているのが面白いところです。

 

大きな特徴として「ベースライン」があります。空は上にあり、地面は常に下にあります。写実画のように、一視点から見えているものを描いているのではなく、自分を中心としたものとの関係を理解し描いている時期です。

 

こうした見方でお子さんの絵をもう一度眺めてください。発達している様子がわかることでしょう。たかが絵、されど絵。来年度はさらにその月齢らしい生き生きとした絵を披露したいと思います。 (参考・一部引用:芸術による教育の会「子どもの絵について学ぶ」基礎編より)

2019年2月1日

鬼は外!福は内!

勇敢に立ち向かったが、反撃された。逃げろっ。

節分の豆まきを行いました。

 

のびのびの鬼は怖いです。楽しい鬼では「自分の欠点と向き合う」効果が半減してしまいます。子どもたちには安全な場所で、思い切り怖い思いをしてもらいます。鬼に豆を投げて、自分の中の鬼も追い出します。怖くて泣きながらも立ち向かう様子は、感動的です。

 

鬼は外っ!いいぞ、君は将来のエースだ。怖いけれど、様子をよく見て、豆をぶつけるタイミングをうかがっています。先生よかったー。食べられちゃったかと思ったー。

 

豆まきが終わり、教頭が職員室へもどったら、隣の年少ひよこ組からおいおい泣き声が聞こえてきました。何事かと思って行ってみると、担任の近藤先生が部屋にもどってきたので、駆け寄って子どもたちが泣いていたのでした。

 

みんなが鬼が怖くなくなった時、何に立ち向かわなくてはならなくなるのだろう。怖くても、逃げてばかりはいられないことが人生ではあります。逃げずに乗り越えていけるように、みんなの心に福がたくさん来ますように。