のびのびこども園

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2024年2月

2024年2月29日

2月22日卒園生を祝う会


今日は年長きりん組が主役。そして年中うさぎ組が進行を担当する「卒園生を祝う会」です。他の組は出し物できりん組をもてなします。


きりん組、拍手の中入場。


今日の司会は私たちです。


初めの言葉もはっきりと上手に言えました。

各クラスの出し物。楽しげではないですか。

たまご組の歌。2階からのアングルですが、きりん組のまっすぐな背中と小さいからだでせいいっぱい歌っている0,1歳児さんの対比が感動的。こんなに大きくなりました♪


にじ組は発表会で踊った大好きな「ポップコーン」。前日久しぶりに踊って練習したのですが、完璧に覚えていましたよ。時差ではじけるポップコーン♪


はと組さんは合奏を。卒園するNちゃんは念願であるきらきら星を一曲弾ききりました。


ひよこ組はジャンボリーミッキーで盛り上げます。ノリノリです。これにはきりん組も思わず立ち上がります。


うさぎ組はアンダー・ザ・シー。え、運動会の時より上手になってない?ポーズも角度もよくそろっています。

さて、真打きりん組は得意技を披露し、先輩の貫禄を見せます。
 
これにはみんな拍手喝采。私たちもきりんになったらできるようになるかな。


みんなで少しずつ作って完成させたプレゼントです。大切に使ってくださいね。


きりん組のお礼の言葉。卒園式かと思うくらい立派。


うさぎ組も閉会の言葉を述べます。

年長組から年中組にバトンが渡される日です。この行事を経て、きりん組は卒園の実感をもち、うさぎ組は最上学年になる自覚を高めていきます。

2024年2月28日

不審者侵入想定防犯訓練


桐生警察署員さんを派遣してもらい、不審者想定の防犯訓練を行いました。
暗号を放送すると、侵入場所を理解して、一斉に室内に避難する子どもたち。
その間先生たちはさすまたの使い方を習います。

一目みただけではどこにいるかわからないくらい素早く上手に隠れます。待つこと数分。
パトロールカーが到着するまでにかかる時間の平均は2022年1月10日(110番の日)に警察庁が公表した資料によると、全国平均で8分16秒だそうです。この日は7分間待機しました。

避難解除後、低年齢児は担任の先生が事後指導を。3歳以上児は遊戯室で桐生警察署員さんに被害に遭わないための「いかのおすし」紙芝居を読んでいただきました。


その後、大声をだす練習です。

不審者役のスクールサポーターさんが近づいて子どもたちを連れ出そうとしますが、大きい声で「助けて!」と叫んで逃げます。

Hくん、声を出して逃げることができましたが、本当に怖かったようです。

Nちゃん。とても人懐つこくてかわいいのですが、ついていってはいけないよ。「助けて!」と言えました。

助けて、が出なければ「いやー!」でも「ギャー!」でもいいです。とっさに大声を出すことは防犯上大切なことなのだそうです。

保育室でも全員が声を出してみました。回りの人すべてが良い人ではないと教えるのは悲しいですが、身を守るために必要です。小学生になって行動範囲が広がった時、お家でも、どこで誰と遊ぶか報告するようにし何時に帰るかなどの約束をきちんとしてください。また、外出先のトイレは子どもだけで行かせないようにしてくださいね。正しく危機意識を身に着け、外の世界に羽ばたける人に成長していってください。

追伸****
こちらは、早川貯水池が決壊したことを想定した垂直避難訓練の様子です。何が起きたか理解して、上手に2階に逃げることができました。

2024年2月19日

作品展ウィーク開催しました


今年度は、遊戯室に他学年一緒に数日間作品を展示する「作品展ウィーク」を開催しました。

昨年度までは、土曜日一日の観覧で、保育室にどーっと飾りつけてどーっと片付け、子どもたちも作品展の雰囲気や自分たちの製作過程の振り返りを味わう時間がなかったので、今年はゆとりを持ち他クラスの作品も見て回れたようです。
保護者の方々も送迎の時間を調整して観覧していただくなど、ご協力ありがとうございました。新しい試みはいかがだったでしょうか。

今回、子どもの作品の見方をご紹介します。

さて、これは何に見えますか?


正解はペンギンです。
???足長すぎない?頭のてっぺんがなぜ平ら?

いいえ、子どもの発見が随所にみられるではありませんか。
長い手が下向きについている、足の爪がある、くちばの根元が黄色い、薄い色の部分と濃い色の部分に分かれている…
ね?


カメ 色が赤茶で鼻の穴が大きい


ウニ 黒くてとげとげがついている


ミニチュアホース「ジャック」の観察画
後ろ足が半分白くて、前から見ると鼻のまわりが灰色だった

大人からみると突っ込みどころ満載です。「こうしたらいいよ」とアドバイスを与えると、もちろん上手に作ることもできますが、思い思いに作ることがねらいの作品は子どもに任せた方が生き生きとした表現が見られます。プロのイラストレーターや作家も、自分の作りたいことをデフォルメ(誇張)して造形をします。「これってこうだよね」と楽しんで形にする芸術の原点がここにあります。

一部作品の紹介にとどまりましたが、次回は年齢による絵の発達についてもお伝えします。来年の作品展もどうぞお楽しみに。


2024年2月2日

ふくよこい


今年も来ました来訪神 こわーい鬼の登場です。


鬼打ち豆だけでは足りなくて、これも鬼にぶつけると痛がる(らしい)という新聞紙豆も朝の遊びの時間にたくさん作りました。


個性的な鬼のお面をつけて並んでお話しを聞いているうちに

泣きだしてしまう子も…

あっ!鬼登場


勇敢に豆を投げつける子も

すぐ逃げる!そうだ、がむしゃらにぶつかるだけが戦いじゃない

捕まった!だれか助けて



先生 助けて! みんなが豆を投げつけないと鬼は出ていかないよ


ダンボール豆を箱から出して僕の周りに撒いてやる
虫除けならぬ鬼除けだっ

この時のためにお面を作り、自分の中の鬼を追い出すために
新聞豆をつくり備えてきたんだよう


鬼はだんだん弱ってきたようです


鬼は門から逃げていきました

さあもう怖くない 門の外まで鬼はーそと

守られた場所で、自分の中の鬼に向き合い立ち向かおうとする、またとない経験です。先生にしがみついて思い切り泣くのも子どもの特権。昨日お家で怖がっていた子も、今日のお昼寝はぐっすりだったと聞きました。

鬼が現れるのは1年にこの10分だけ。他の時間に脅かしにくることはありません。だから先生たちは鬼をダシに必要以上に子どもを怖がらせることはしません。よく立ち向かったねと称え、みんなの中の鬼はどうなったろう、と問います。

さあ、その先は見えないものを想像し、自分を振り返る時間です。鬼って何なのでしょうね…


年の数だけ豆を食べます。ちいさい組はぼうろです。こわかったよう、でも美味しい♡
鬼はーそと、福はーうち 春よ来い