2020年6月
2020年6月17日
交通安全教室
桐生市交通ヘルパーさんをお招きして、ひよこ、うさぎ、きりんが参加し、交通安全教室を行いました。交通ヘルパーさんは、毎年オリジナル劇を構成して、子どもたちの印象に残りやすいように交通ルールを教えてくれます。実は先生たちも毎年楽しみにしている劇です。
今年のモチーフは「浦島太郎」。カメと腰みのをつけた漁師の扮装のヘルパーさんを見て、子どもたちは「桃太郎!」…?何か誤解があるようで…^^;。でもちゃんとわかった子どももいて、「浦島太郎と学ぶ交通ルール」のお話が始まりました。
ヘルパーさんもマスクをつけてくれていますね。
海から吊り上げられる交通標識の「止まれ」やシートベルトなどを一つ一つ確認しながら子どもたちに答えさせ、意味や使い方を考えていきました。
子どもたちは目を輝かせて話を聞いていました。
最後に、横断歩道の渡り方を習って---手を上げて遠くまで見えるように合図して、おへそから右を見て、左をみてもう一度右を見て車が来なかったら渡る---教室は終わりとなりました。
園舎からふれあいホールに移動するときにある横断歩道では、いつも以上に左右の様子を意識してみる様子が見られました。
他園の交通安全教室は、4,5月は中止になってしまったそうです。開催できてよかったです。最後に交通ヘルパーさんに、「集中してよく聞いてくれていました。反応も良く、演じやすかったです。」とお褒めの言葉をいただきました。
たまご組とにじ組は、右と左のマーチを歌ってから、園の周りをお散歩しました。道路の右側を歩くこと、先生やお友達と手をつなぐか散歩ロープを握って歩くこと、これが「おうだんほどう」という名前の道路を渡る場所など、小さい組にあった交通安全ルールを確認しました。
2020年6月15日
菖蒲園&膳公園への園外保育
今年のきりん組は、色々なことが例年通りというわけにいきません。やむをえませんが、残念に思うことがたくさんあります。まず、4月5月の進級期、「最上学年になった喜びと自覚」を培う時期なのですが、クラス全員で過ごすことができませんでした。また、4月のいちご狩りも中止となり、体操教室の力を合わせて行う組体操の練習も始まっていません。
そんな中、クラス全員で共通の経験をして楽しむ初めての行事が「菖蒲園&膳公園への園外保育」でした。
菖蒲園も、湿地まで入れず、舗道からの観賞でしたが紫のじゅうたんのようできれいでした。こどもからは「菖蒲の森!」との声が。すてき
看板の警告もあり、一回りして退出。
膳公園は貸し切り状態。近くの芝地でうぐいすが鳴いています。ホーホケキョ
全員トイレを済ませてよく手を洗って、アルコール消毒して、さあ、待っていました、お弁当です。
お弁当を作っていただく機会はめっきり減りました。今日はとてもとても楽しみな日のようです。
キャラ弁のオンパレード💛
お子さんのリクエストに応えて、栄養バランスの取れたいろどり豊かなお弁当を作ってくださり、ほんとうにありがとうございました。写真はないのですが、デザートに季節の果物をたっぷりいれてくださった方も多かったです。
さあ、公園の遊具でひと遊び!
あまり長い時間ではありませんでしたが、密度の濃い、楽しい時間でした。
言葉でのやりとりあり、瞬時のルールの了解あり、少し難しいスリルがある動きあり、ああ、こうしてみんなで学級の仲間になっていくんだよな、と思いました。
制限が多い年になることでしょうが、
工夫しながら子どもの育ちを保証していきます。
お天気にも恵まれ、よい一日でした。
2020年6月3日
全園児登園始まりました
群馬県では新型コロナウィルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が5月14日に解除されました。これを受けて、桐生市は保育園・認定こども園の登園自粛要請を5月31日で解除し、のびのびこども園も6月1日から全園児登園がはじまりました。早帰りに協力いただきながら、6月22日をめどに通常保育時間にしていきます。
登園自粛要請が解除されたからといって、新型コロナウィルス感染症が終息したわけではありません。園では衛生管理、園児・職員の健康観察をしっかり行っていきます。
これはモデルになってもらったため室内で測っていますが、登園して入室前に非接触型体温計で全園児の体温を測ります。平熱と照らし合わせ、37.0℃以上は要注意。37.5℃以上は自宅で保育していただきます。
給食は間隔をあけ、なるべくおしゃべりをしないで食べます。
ぱんだクラブもみんなで同じ方向を向いておやつを食べています。
子どもが帰った後など、1日に1回以上ドアの取っ手、各スイッチ、電話、パソコンなど次亜塩素酸ナトリウムで消毒して拭き取ります。
次亜塩素酸水による室内の噴霧・手指消毒は、医療機関にお勤めの保護者の指摘があり、文献などよく調べた結果、有効性・安全性の明確な根拠が確立していないため、計画を見送りました。
手を丁寧に洗う指導をしています。外遊びから帰った後、給食やおやつの前、トイレの後、上手に洗えるようになってきています。
おもちゃは保育後毎日次亜塩素酸ナトリウムで拭き、乾かして次の日使います。
しかし、今何より大切なのは、大人から子どもへ感染させないことです。子どもから子どもへの感染はまれです。子どものほとんどは、家族など大人からうつります。保育者・職員も感染危険のある行動はしないようにし、手洗い・マスク、体調管理の徹底、保護者へも同様のお願いをしています。
と、緊張の全てが解放されたわけではありませんが・・・・・
6月1日の雰囲気は、すごく明るかったです☀
入園して数日で登園自粛になってしまったお子さんもいます。また年度当初というつもりでスタートしなくてはと思いきや、みんな登園を心待ちにしていてくれたようで、嫌がる子どももなく、園内は明るくエネルギーに満ちていました。
スポーツクラブも始まりました。
今年は1学期の終業式を7月30日、2学期の始業式を8月25日にしました。夏がたっぷりあります。いっぱい水遊びをしようね。今年しかできない夏の生活を楽しもう。よく手を洗って、よく食べて眠って免疫を下げないようにして、令和2年度がまたとない経験となるよう、楽しんでいこう。保護者の方も、ご協力お願いいたします。お気づきの点は何なりと園にお申し出ください。
2020年6月3日
元気な赤ちゃんを産んでね
5月29日(金)、3分の1の子どもが登園し、いつものように朝の10時からポチっとくん体操を踊った後、じゃじゃ~ん、サプライズがありました。
実は、主幹教諭の根本先生、明日から産休に入り、その後育休でしばらくお休みになります。そのため、根本先生に内緒で先生たちや子どもたちがプレゼントを作り、贈ったのでした。
根本先生は、「ありがとう。コロナウィルス感染症が流行ってしまい、全部のお友達と会えなかった。でも、赤ちゃんを産んだら戻ってくるから、また会いましょうね」と答えていました。
根本先生は、一人目のお子さんを出産し、復帰して主幹教諭を務めてくれていました。のびのびこども園にとって色々な意味で先駆者で、ご苦労も多かったと思います。しかし、20~30年前までの「保育者は2~3年勤め、結婚したら、子どもができたらやめる仕事」という概念を変え、プロフェッショナルを目指す働き方をしてくれています。後輩たちにとってもよい道しるべとなることでしょう。
一人一人の同僚に気を配り、子どもや保護者からも慕われている根本先生、復帰をお待ちしています。あせらず参りましょう。(教頭)