のびのびこども園

ブログ

2015年12月

2015年12月11日

生活発表会が催されました

12月4日(金)生活発表会が催されました。中でも、きりん組の劇は一味違います。 現在の幼児教育の課題として、協同して遊べる子どもを育てる必要性が謳われています。(共同ではありません。)協同とは、「単に友達や集団の動きに同調するのではなく、互いに自分の思いを主張し、ぶつかり合いながらも一つの活動に向かう姿」で、教師が教えることを忠実に行うだけでは身につかないものです。劇を作り上げる過程が、この協同です。 今年のきりん組の劇は、有名な「白雪姫」でしたが、ストーリーを共有した後、たっぷり劇遊びをしました。その中で、役を変えたりセリフを考えたりしながらアイデアを出し合い、世界に一つの劇を作り上げたのです。最終的な配役の話し合いもけっこう揉めたとか。けれど自分の順番+セリフでのみ覚えている場合と、劇全体を理解して参加しているのとでは、子どもの動きが違います。舞台で役を演じている子以外にも、裏方となって準備する子どももいました。 ある保護者から、「やらされ感が全くない劇」とお褒めをいただき、うれしかったです。 きりん劇