のびのびこども園

ブログ

2022年2月

2022年2月18日

雪です、遊ばなきゃ



もう、油断していました。こんなに雪が積もるなんて!

前回の天気予報で「大雪、大雪」と言われたほどには積もらず肩透かしだったのに、ノーマークだった今日、8時の時点で7~8cmの積雪。

やや重い雪で、遊んだらびちゃびちゃになる心配があるかな~と思いつつ出勤すると、子供たちはスキーウェアで登園するなど気合が入っています。

よし、遊ぼう!10時、雪遊びスタートです。


投げます。


投げます。


いたるところに天然のボールが!


おおwっ!なんだこれは。自然のオブジェにびっくり。タワー作ろう。鬼ヶ島作ろう。


先生、ちょっと来て。行ってみると、身長より大きい雪だるまが!さすがきりん組。



ひよこ組もつくります。素手ですよ。冷たさを味わういい機会。


手袋ぬれちゃったw。そう、ぬれるんだよ。大丈夫、乾かしておこうね。


これは、12時の写真。気温がぐんぐん上がり、すっかり雪は溶けてしまいました。

めったにない機会、間一髪!遊ばなきゃね。満喫した雪遊び日和でした。

小さい組はレポートできなかったのですが、たくさん楽しめたようです。(保護者の方は、年度末の写真販売ハイチーズで様子をご覧くださいね。購入しなくても見ることができます^^)

2022年2月18日

虐待?とんでもない。濃~い感情体験リアリティ

しつけの名目で怖い思いをさせることが虐待だと、怖い鬼を登場させない豆まきもありますが、レポートでご覧になったとおりのびのびこども園の今年の鬼も怖かったです。

子どもたちは、今日一日で普段味わうことができない濃い感情を体験しています。怖い、あんなの嘘だと疑ってみる、勇気を出して挑んだ、先生にしがみついて守られてると感じた、鬼が行ってしまってほっとした、課題を成し遂げて達成感を味わった…さらっと過ごすにはあまりにももったいないできごとが目白押しです。

VR
(ヴァーチャルリアリティ)「仮想現実」をご存じですか?大量のデータを瞬時に送受信できる5G時代到来で、当たり前になる日がすぐそこまで来ています。専用のゴーグルやソフトを使ってその空間にいるかのような感覚を味わうことができ、遠く離れた人同士の会議やゲームの世界で実用化に期待が持たれています。でも、VRは結局脳を騙すことです。現実を飛び越した「仮想」現実に心配するのは、私(教頭)だけでしょうか。Wii Sportsで何度ストライクを出しても、ボーリングのボールの重さを知らない人は現実のボーリングでストライクを出すことはできません。

これからの世の中、VRと無縁ではいられないでしょう。上手に利用し共存しなくてはならないとしても、幼児期は五感を通じて世界を感じ取り現実で感情を震わせる体験をさせたいです。

広い園庭を息を切らせて走って逃げる。怖くて泣くけれど、自分の手で豆をつかみ力を込めて鬼に投げる。豆の小ささと硬さ。鬼を退治すると、すがすがしい達成感がやってきて、みんなで喜び合う。あんなに泣いていた子が「ぼく、頑張ったんだよ」と胸を張ったりします。春先の日差しに反して低い気温と、どこからともなく漂う梅の香りに節分の空気が記憶に残ります。

これが、幼児期のリアリティでなくて、なんでしょう。

保育者や職員はいっしょに怖がり、一緒に感動し、濃い時間を共有します。子どもが成長するにつれて動き方が変わってくるのを間近で感じます。来年も臆せず、熱い感情のシャワーを受けとめていきますよ。この喜びこそ、保育の醍醐味です。


もう泣かないよ、私。

2/3の「今日の給食」にイワシが給食に出た話題が載っています。ご覧ください。

保護者の方のみパスワードで入れる預かり保育「ぱんだ・なう」のページでは、おやつでイワシの丸干し焼きにチャレンジする様子が見られます。

2022年2月16日

怖い鬼だよ 豆まきレポート2022②

ぜひ、のびのび名物怖い鬼が来る豆まきレポート①からお読みください
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のびのび名物怖い鬼が来る豆まきレポート②



先生の背後に鬼が!でもその後ろでうさぎ組のお姉さんが応戦!ええい、豆をくらえっつ


えっ、豆がない?まだここに新聞紙豆があるよ


先生の後ろが安心なんだよw



鬼も弱ってきたみたいだぞ


総攻撃だ



どうだ?逃げていったか?


鬼、帰れ!


こども園の平和は守られた。それは私ががんばったからだ。自分の中にいた鬼も、きっと退治できたはず

さあ、大きい組は落ちてる鬼打ち豆を拾ってね。小さい子が間違えてたべちゃったら大変だから。

新聞紙豆も集めてね。来年も使えばって?とんでもない。鬼の邪気がついているもの。燃やすんですよ。

保育室では年中うさぎ組より小さいクラスは年の数のたまごボーロを、年長きりん組は鬼打ち豆を食べました。おしゃべりしないでよく噛んでね。のどに詰まらせないようにね。うん、これでお腹の中の鬼も追い出せるね。

2022年2月16日

怖い鬼だよ 豆まきレポート2022①



のびのび名物怖い鬼が来る豆まきレポート①

2月3日節分の日、豆まきを行いました。まずは様子をご覧ください。


何が始まるのだろう、ほとんどが初めての豆まき、きょとんとした顔で集まる0,1歳児たまご組。


2歳児にじ組おひさま組は、経験している子もいるし、鬼のイメージがなんとなくわかるので、何人かはすでに泣いています。


ドキドキしながら、先生から注意を聞きます。鬼打ち豆と新聞紙豆を鬼に投げること、鬼にじかにパンチやキックをしないこと、お部屋の中に逃げないこと。(カギは閉めてしまうのですが)


では「鬼のパンツ♪」を歌いながら鬼を待ちましょうか、と半泣きと緊張で手遊びをする子どもたち。その時スピーカーから不穏な声が…

悪い子はいねーかー…


正門スライド扉から黒鬼登場。


避難滑り台からも!


鬼は外!いたたた
豆は効くぞ


怖くて泣いている!でも先生にしがみつきながらもしっかり見ている!

毎年、怖くても立ち向かっていく勇気ある姿が見られます。


いたたたた!!


背後をねらえ!


弱ってきたか?もう一息だ



2022年2月15日

さようなら わさお


6年の間、のびのびこども園でいっしょに過ごしてくれたヤギのわさおが、天国へ旅立ちました。ジャックが寂しそうに立っています。

11日の祝日、園長先生が餌やりに行った時から横になっていて具合が悪く、14日の朝に動かなくなっていたそうです。

2016年4月18日のブログに、ヤギのわさおとミニチュアホースのジャックを迎えたときのことが載っていました。埼玉の会社で飼っていたのを譲り受けたのですが、当時の元気な様子が記されています。

あの当時で年齢はいくつかわからないとのことだったので、もしかしたらもうずいぶん高齢だったのかもしれません。獣医の小林先生によると、草食動物は肉食動物の捕食対象なので、よっぽど具合が悪くならない限り自分の弱った姿を見せないそうです。本当はずっと調子が悪かったのかなあ。

毛がふさふさして、あのころテレビでよく見たもふもふした犬くん「わさお」に似てるね、とみんなでつけた名前。犬のわさおも数年前に亡くなったそうですから、天国で「ぼくの名前、君からもらったんだよ」「えっ、ほんと?」などとおしゃべりしているかもしれませんね。


牧場を通るたびに人懐こく寄ってきて餌をねだったかわいいヤギ、わさお。のびのびに来てくれてほんとうにありがとう。天国でどうぞ安らかにね。

2022年2月9日

「ありがとう」

給食ホールでは、子ども達が自分で下膳してくれます。
(コロナ感染予防のため、現在、ひよこ組は先生がまとめて下膳しています。)
1人、1人、「ご馳走様でした!」としっかり言ってくれます。
きりん組さんになると、
「ご馳走様!美味しかったよ~!」
「美味しい給食作ってくれてありがとう!」
「また、美味しい給食作ってね!」と、
感謝の気持ちを言葉にして言ってくれます。

嬉しい~~~ \(≧∇≦)/
こちらこそ「ありがと~!」
「また、いっぱい食べてね~!」とお返事します。

家庭でも、ご飯作りが当たり前になって久しく。
「美味しいご飯作ってくれてありがとう」って言われてないなぁ。。。。
「ありがとう」って言われるととっても嬉しいし、心がほっこりしますね。
私も「ありがとう」を忘れずに言おうと思います。

2月9日の給食
しらすわかめご飯・豆腐と小松菜のスープ・ロールキャベツ・ごぼうサラダ・パイン缶
・キャベツ浅漬け(献立外)





2022年2月4日

記念すべき第十回こま回し大会


1月17日、きりん組によるこま回し大会が開催されました。賞状を作っていておおっと思ったのが、なんと今年で第十回!こんなに続いていたとは。

今年は敬老参観もかねて、こま回しの試合に出てくれる方に加え、参観のみの方もおいでくださいとお声かけしました。約10名の方がご参観くださり、マスク着用で後部応援席で観戦を楽しんでくださいました。

園長先生のお話を聞いて、おじいちゃんおばあちゃんにご挨拶。さあ、始めましょう。


丁寧にひもを巻き付けられないとこまは回りません。5歳児になるとほとんどの子供ができるようになります。だから年長組でこま回し大会をするわけです。

今年の掛け声は「1,2,3ハイっ!」長回し対決です。


上手な人が回したこまは、まるで止まっているよう。そしてぐらぐらしていてもだんだん軸が安定し長い時間まわるのです。

前評判通り、名人視されていた人が決勝戦に残りました。


「1,2,3 ハイっ!」


しかし、やはりおじいちゃん方は強かった。3試合中、2試合の優勝者がおじいちゃんでした。

お伺いすると、練習は全くしていない、子どものころずいぶん遊んだので体が覚えているとのこと。それじゃ、1~2か月の練習では勝つのは難しいよw。でも、食い込んで優勝したYちゃんはすごい。

こま回しは「絵がうまい」「走るのが速い」などと同じで、才能がある印象です。全員ある程度は上達し、うまさは練習量に比例しますが、もって生まれたセンスみたいなものがある。自分の特技に気づいた子どもは練習し、どんどんうまくなっていきます。ひもの押し出し方も違うんですよね。



リベンジ戦でみごと優勝したSちゃん。しゃがんで回していたので「何しているのかなあ、しゃがむのはこまが止まってからでいいのに」と思っていたら、家で練習していた時、お母さんから作戦を授かっていたそうです。立って投げると上から落ちる時にこまの体勢が崩れてしまう。座って横に滑らせるように投げたほうがいいのではないか。

うまくいくために作戦を考え実際に試して成功する…Sちゃんにとっては素晴らしい経験になったのではないでしょうか。うまく回る方法はいくつかありますが、体勢を安定させることでよく回るとの気づきにたどり着いたのは称賛に値します。

次の日、思い思いの遊びでこま回しが大いに盛り上がりました。これからは長い時間回すより、ひもで軸をすくったり、絵本の上で回したりと技の習得に移行します。

下の学年も、年長きりん組が夢中でやっていると面白そうだと近づいてきます。

カラフルな模様のこまを回すと…

ほら、こんなにきれい!

敗れたふすまの道場で昨日の熱気の余韻を楽しむように繰り返しこま回しに挑むきりん組たちでした。

こうしてお正月遊びが受け継がれていきます。