のびのびこども園

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2024年3月6日

転んでもへっちゃらだ


3月5日(火)、恒例にじ組・おひさま組2歳児の進級遠足です

笠懸の琴平山の展望台まで登って降りてきて、沼のほとりの公園で遊びます
何キロ歩くのかな?そして登りは見た目にはそそり立つ坂
下りは滑り台のよう   過酷…


なんて、とんでもない
特に今年の2歳児さんはスイスイ登ります  前日少しお湿りがあり、ほこりも立たず歩きやすい

木のうろをみつけたよ
誰が入っているの?


やったあ!展望台に到着 ぼくんちみえるかなあ


記念撮影を撮りましょう
(写真販売はいチーズにもっといい写真がありますよ^^;)


ちょっと、こんな坂降りられるの?


降りられるよ


転んだってへっちゃらさ


おやつタイム ビスケットとジュース、おいしいね

さあ、もう少しで降りきるよ

ここはロープがあるから降りやすい


根っこの階段、ほらまたいでごらん


体勢が不安定になると左手をあげてバランスをとるCくん
固有覚、平衡感覚が刺激されている様子


やった!公園に着いたよ




笛の合図で集まるのもとーっても上手


楽しい気持ちが残っていて、園についても走っちゃう
ほら、歩いて行くのよ

この後給食、にじ組さんおひさま組さんはたくさんお代わりしてパクパク食べたそうです

よく動き、よく食べ、よく眠る…幼児期の基本です
低年齢児のクラスを始めた時は、1キロ先の東新川降園までのお散歩を最終目標にしていました
ところがどうでしょう 2歳児には当時思っていた以上の能力がある 
歩く力だけではありません こども園になって目を開かせられたことが多いです
たまご組が01,2歳児と分かれてにじ組ができ、満三歳児おひさま組ができ、
のびのびこども園が低年齢児保育の力をつけてきた時間を思った一日でした

2024年2月29日

2月22日卒園生を祝う会


今日は年長きりん組が主役。そして年中うさぎ組が進行を担当する「卒園生を祝う会」です。他の組は出し物できりん組をもてなします。


きりん組、拍手の中入場。


今日の司会は私たちです。


初めの言葉もはっきりと上手に言えました。

各クラスの出し物。楽しげではないですか。

たまご組の歌。2階からのアングルですが、きりん組のまっすぐな背中と小さいからだでせいいっぱい歌っている0,1歳児さんの対比が感動的。こんなに大きくなりました♪


にじ組は発表会で踊った大好きな「ポップコーン」。前日久しぶりに踊って練習したのですが、完璧に覚えていましたよ。時差ではじけるポップコーン♪


はと組さんは合奏を。卒園するNちゃんは念願であるきらきら星を一曲弾ききりました。


ひよこ組はジャンボリーミッキーで盛り上げます。ノリノリです。これにはきりん組も思わず立ち上がります。


うさぎ組はアンダー・ザ・シー。え、運動会の時より上手になってない?ポーズも角度もよくそろっています。

さて、真打きりん組は得意技を披露し、先輩の貫禄を見せます。
 
これにはみんな拍手喝采。私たちもきりんになったらできるようになるかな。


みんなで少しずつ作って完成させたプレゼントです。大切に使ってくださいね。


きりん組のお礼の言葉。卒園式かと思うくらい立派。


うさぎ組も閉会の言葉を述べます。

年長組から年中組にバトンが渡される日です。この行事を経て、きりん組は卒園の実感をもち、うさぎ組は最上学年になる自覚を高めていきます。

2024年2月28日

不審者侵入想定防犯訓練


桐生警察署員さんを派遣してもらい、不審者想定の防犯訓練を行いました。
暗号を放送すると、侵入場所を理解して、一斉に室内に避難する子どもたち。
その間先生たちはさすまたの使い方を習います。

一目みただけではどこにいるかわからないくらい素早く上手に隠れます。待つこと数分。
パトロールカーが到着するまでにかかる時間の平均は2022年1月10日(110番の日)に警察庁が公表した資料によると、全国平均で8分16秒だそうです。この日は7分間待機しました。

避難解除後、低年齢児は担任の先生が事後指導を。3歳以上児は遊戯室で桐生警察署員さんに被害に遭わないための「いかのおすし」紙芝居を読んでいただきました。


その後、大声をだす練習です。

不審者役のスクールサポーターさんが近づいて子どもたちを連れ出そうとしますが、大きい声で「助けて!」と叫んで逃げます。

Hくん、声を出して逃げることができましたが、本当に怖かったようです。

Nちゃん。とても人懐つこくてかわいいのですが、ついていってはいけないよ。「助けて!」と言えました。

助けて、が出なければ「いやー!」でも「ギャー!」でもいいです。とっさに大声を出すことは防犯上大切なことなのだそうです。

保育室でも全員が声を出してみました。回りの人すべてが良い人ではないと教えるのは悲しいですが、身を守るために必要です。小学生になって行動範囲が広がった時、お家でも、どこで誰と遊ぶか報告するようにし何時に帰るかなどの約束をきちんとしてください。また、外出先のトイレは子どもだけで行かせないようにしてくださいね。正しく危機意識を身に着け、外の世界に羽ばたける人に成長していってください。

追伸****
こちらは、早川貯水池が決壊したことを想定した垂直避難訓練の様子です。何が起きたか理解して、上手に2階に逃げることができました。

2024年2月19日

作品展ウィーク開催しました


今年度は、遊戯室に他学年一緒に数日間作品を展示する「作品展ウィーク」を開催しました。

昨年度までは、土曜日一日の観覧で、保育室にどーっと飾りつけてどーっと片付け、子どもたちも作品展の雰囲気や自分たちの製作過程の振り返りを味わう時間がなかったので、今年はゆとりを持ち他クラスの作品も見て回れたようです。
保護者の方々も送迎の時間を調整して観覧していただくなど、ご協力ありがとうございました。新しい試みはいかがだったでしょうか。

今回、子どもの作品の見方をご紹介します。

さて、これは何に見えますか?


正解はペンギンです。
???足長すぎない?頭のてっぺんがなぜ平ら?

いいえ、子どもの発見が随所にみられるではありませんか。
長い手が下向きについている、足の爪がある、くちばの根元が黄色い、薄い色の部分と濃い色の部分に分かれている…
ね?


カメ 色が赤茶で鼻の穴が大きい


ウニ 黒くてとげとげがついている


ミニチュアホース「ジャック」の観察画
後ろ足が半分白くて、前から見ると鼻のまわりが灰色だった

大人からみると突っ込みどころ満載です。「こうしたらいいよ」とアドバイスを与えると、もちろん上手に作ることもできますが、思い思いに作ることがねらいの作品は子どもに任せた方が生き生きとした表現が見られます。プロのイラストレーターや作家も、自分の作りたいことをデフォルメ(誇張)して造形をします。「これってこうだよね」と楽しんで形にする芸術の原点がここにあります。

一部作品の紹介にとどまりましたが、次回は年齢による絵の発達についてもお伝えします。来年の作品展もどうぞお楽しみに。


2024年2月2日

ふくよこい


今年も来ました来訪神 こわーい鬼の登場です。


鬼打ち豆だけでは足りなくて、これも鬼にぶつけると痛がる(らしい)という新聞紙豆も朝の遊びの時間にたくさん作りました。


個性的な鬼のお面をつけて並んでお話しを聞いているうちに

泣きだしてしまう子も…

あっ!鬼登場


勇敢に豆を投げつける子も

すぐ逃げる!そうだ、がむしゃらにぶつかるだけが戦いじゃない

捕まった!だれか助けて



先生 助けて! みんなが豆を投げつけないと鬼は出ていかないよ


ダンボール豆を箱から出して僕の周りに撒いてやる
虫除けならぬ鬼除けだっ

この時のためにお面を作り、自分の中の鬼を追い出すために
新聞豆をつくり備えてきたんだよう


鬼はだんだん弱ってきたようです


鬼は門から逃げていきました

さあもう怖くない 門の外まで鬼はーそと

守られた場所で、自分の中の鬼に向き合い立ち向かおうとする、またとない経験です。先生にしがみついて思い切り泣くのも子どもの特権。昨日お家で怖がっていた子も、今日のお昼寝はぐっすりだったと聞きました。

鬼が現れるのは1年にこの10分だけ。他の時間に脅かしにくることはありません。だから先生たちは鬼をダシに必要以上に子どもを怖がらせることはしません。よく立ち向かったねと称え、みんなの中の鬼はどうなったろう、と問います。

さあ、その先は見えないものを想像し、自分を振り返る時間です。鬼って何なのでしょうね…


年の数だけ豆を食べます。ちいさい組はぼうろです。こわかったよう、でも美味しい♡
鬼はーそと、福はーうち 春よ来い

2024年1月26日

初めて子どもだけで道路を歩く


この冬一番の寒気が空を覆った1月25日、新里東小の周りで「園外歩行練習」を行いました。

毎年この行事は寒いのですが、今年は風が強く気温5度の寒さで、通園バスで待機して二人ペアで順番に公道を歩きました。

子どもだけで公道を歩くのが初めての子どもがほとんど。もちろん、そうでしょう。


押しボタン式信号機を押して…

青になったらわたっていいのですが、怖くて渡れない。
あらあら、赤になっちゃった。

だって、おまわりさんが右、左、右って見て車が来なかったら渡るんだよっていったからよく見てたんだよ。


宿の交差点もそう。右折車が気になると止まってくれても渡れない。

今回のねらいは「緊張をもって公道を歩く」ことです。タイミングよく信号を渡れなくても大丈夫。一朝一夕で身に着くものではありません。
警察官、交通ヘルパーさん、交通指導員さんの見守る中、歩きます。


新里東小周辺はわりと交通量が多いです。でも、進学したら、子どもだけで歩いて通学するのです。


トラックの横を通るときも気を付けて。車が飛び出てくるかもしれないんだよ。


最後に総評をいただきました。みんな右側通行、車の確認、落ち着いて歩く、よくできました。

登校は、登校班による集団登校を実施している学校も多く、上級生が連れていってくれますが、下校は、1週間もすると1年生だけで帰宅することになります。保護者の方はぜひ、お子さんと一緒に学校まで歩いて危険個所や体力的にどのくらいたいへんかをご確認ください。

ある子どもが「楽しかった」と。イヤイヤ、今日の怖さを忘れないでね。どうかみんな、安全に通学できますように。

2024年1月16日

栄光は誰の手に!?こま回し大会


暮れにこまをもらったきりん組たち。年が明けてこま回し大会に向けた遊びが熱を帯びます。

先週の始業式の頃はまだ回せる子は数えるほどだったのですが、毎朝道場で練習。みな腕を上げていきます。

年長の今の時期、器用性ややり抜こうとする力の育ちで、こま回しはちょうどいい活動です。熱心に練習する子が増え、情熱が周りに波及していきます。
一週間もりあがった今日、おじいちゃんおばあちゃんをお招きしてこま回し大会が開催されました。


外は雪。でもたくさんのおじいちゃんおばあちゃんが参戦、応援に来てくださいました。どうぞいっしょに練習しましょう。


安定してこまを回転させることを目指すため、長くまわっているこまが優勝です。はい、1,2の3っ!


AチームとBチームの優勝者で一騎打ち。最初はおじいちゃん対決でした。さすが昔取った杵柄というか独楽。うまい

2回戦はおじいちゃんと園長先生決勝で、園長先生がチャンピオン。

大人の実力にはかなわないかあ、と三回戦は子どもだけでやってみました。

実力者の中の2人が残り、Nちゃんが優勝。

4回戦リベンジ戦がおもしろかったので、レポート。
 
決勝戦に進んだNちゃんとRちゃん。Nちゃんは三回戦でも優勝しています。
Rちゃんの手元が狂い、あっお友だちにぶつかった…!?
あーこれはまたもやNちゃんの優勝かと思いきや、Rちゃんのこま、回っています。


みんな、振動させないで!

クラスの友達が見守る中、長い時間がたちました。

さあ、どうなるか?


僅差でRちゃんのこまが力尽き、Nちゃんの2回目の優勝が決まりました。


優勝者の記念写真。

Nちゃんは、昨日の練習で勝てませんでした。くやしくてくやしくて、その後練習して今日気合十分で登園してきました。その結果が表れました。おめでとう!

しかし、力は伯仲しています。組み合わせの運もあります。始業式からまだ一週間、実はこま回しの安定した力がついていくのはこれからなのです。今度は追われる立場のNちゃん、振り切れるか?!ドラマの続きがありそうです。

一週間後、またミニ大会があるんですって。その時どうなっているか楽しみです。少し小さめの賞状を作って駆け付けます。


***********おまけ***********

昨日はかぜぴゅーぴゅーの凧日和。たこあげの様子もお正月つながりで載せます。

2024年1月16日

1月11日避難訓練 命を守ること、そして消防車


1月11日(木)火災想定避難訓練が行われました。

1月2日の飛行機事故で、乗務員が避難訓練をしていたこと、CAの指示に従って避難した結果一人の命も失われなったことを始業式で話した直後の訓練でした。

思い思いの遊びの時間の火災警報ベル。寒い中、全員西駐車場までスムーズに非難することができました。



その後、消火訓練の見学です。
消火器がどこにあるか知っている?うん、知ってる あそこ、そしてここ 子どもはさわったらいけないんだよね。
代表の先生が消火器の扱い方を消防士さんに習い、実演します。
おお、こうして火を消すのかと子どもたちは興味深げ。


消防車見学の待ち時間に、消防士さんに質問しちゃおう。

Q「消防士さんは何を食べるんですか」
A「災害救助の時は、カップラーメンとかおにぎりとかぱっと食べられるものを食べています。」
Q「消防車ってなんで赤なんですか」
A「法律で決まっているんです。赤が火をイメージするからすぐ火事を消す車ってわかりますよね。」
Q「夜に火事があることもありますよね。消防士さんはどうやって眠っているのですか」
A「順番で眠っています。でもすぐ出動できるように、みんなパジャマじゃなくて消防服で寝ています。」

消防車の見学は4年ぶり。コロナで、園を訪ねることができなかったんです。(5歳児きりん組が1歳の時が最後かも) 来てもらえてよかった。やはり本物は迫力と実感が違います。
こちらもたくさんの質問があがっていました(割愛)。どういう風に人を助けるのか色々な工夫があることがわかりました。


桐生みどり消防署大間々新里分署は園のすぐ近く。みなさん親しみをもってとても親切に教えてくれました。園児の中から未来の消防士が出てくるかもしれませんね。



2023年12月28日

年末の表情


恒例もちつきです。お父さんたちのお手伝いありがとうございました。


実演見学後、自分たちでもついてみます。


給食で全員が食べるには、臼と杵でついただけでは足りません。もちつき機も並行して稼働します。



もち米がお餅になり、味付けされて食べられるようになる過程は、子どもにとってミラクルでとってもおもしろいみたいです。餅を切り味付けしてくれるお父さん、お母さんたちにご挨拶にきてくれたひよこ組。


さて、クリスマス会です。学年を超えたペアでダンスを踊ります。


サンタクロース登場。質問する子どもたち。
のびのびこども園はキリスト教の園ではないので、児童福祉のお祭りとしてクリスマスを行います。
サンタクロースのイメージを膨らませて、子どもは等しく大切にされることを感じて欲しいと願ってわりとドラマチックな演出をします。クリスマスブーツをもらった子どもたちはとても嬉しそう。

年長さんになるともちろん半信半疑ですが、自分たちの幸せを願われる気持ちが通じれば、その時間を楽しんで味わってくれます。
もちつき・クリスマス会は、近々はいチーズでプロの写真を公開、販売します。


暗いのですが、これは中学二年生の卒園生の集いの解散の写真です。当時の担任の先生からケーキやノートを渡されてにっこりです。中二生は「もう幼稚園児じゃないよw」とおすまししだす時期なのですが、今年の人たちは変わりなく素直にはしゃぎ、当時のクラスの面影を醸してくれました。どんな大人になるのかな。また顔を見せにきてくださいね。

さあ、本日で2学期は終了です。

小春日和、園庭でゲームを楽しむぱんだクラブの子どもたち。


お昼寝。午前中東新川降園までお散歩がんばったから、ほっと一息です。

来年も良い年でありますように…。

2023年12月7日

産みの喜び生活発表会


12月2日の生活発表会ははと組、たまご組、にじ組、おひさま組、ひよこ組、うさぎ組、きりん組……全クラス達成感に満ちていました

司会のお休みがいても、他の子どもががセリフを覚えていて代役ができます
ステージで衣装が外れても友達が付けてくれます
先生がピアノを間違えても子どもたちは動じずに歌い続けます
おへそが曲がってステージに座り込んでしまっても大丈夫
学年が上がるごとにきっと切り替えられるようになるのですから

子ども、先生みんなで作り上げてきた発表 ミスをカバーしあうことも練習の中でしてきました 今生活の中でできることをそのままお見せしようという発表会です


年長きりん組は歌を歌うとき、入退場もお見せします。こんなに大きくなったんだ、堂々と歌うようになったんだと毎年涙する保護者がいます


小道具の牛一頭一頭にも名前がついているんだとか

生活発表会でどんな発表をしようか、劇の演目は何にしようかなど、担任の先生たちは学年の最初から想像をふくらませつつクラス運営をするのですが、運動会が終わり、いよいよ発表会を形にせねばという段階でおのおの悩んでいる姿を見てきました。イメージから形になるまでは不安がつきまといます。練習(という名の遊び)をする中で、子どもと楽しみつくり上げることで不安はだんだんやわらいでいく様子でした。苦労のかいあって、子どもたちにとって充実した活動になったのではないでしょうか。産みの苦しみ、産みの喜びですね。お疲れさまでした。


発表会当日は記念撮影する時間がないので、今日衣装を着てはいパチリ
照れちゃうな

健康管理、励まし等保護者の方には大変お世話になりました
来週11日(月)からはいチーズの写真公開がはじまります 今年は映像配信も急ぎます
どうぞ余韻をともに楽しみましょう