のびのびこども園

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2019年6月10日

さて、なんでしょう?

?

これは、なんでしょう?チャック?治りかけの傷?はしごの上から風船を飛ばそうとしている?

 

ひっぱるときにちくちくした

答えはこれ。

 

ぬけた!赤いよ。私とどっちがかわいい?

二十日大根(はつかだいこん)でした。

 

二十日より一週間ほど長く植えてあったので、今年はなんだか例年より大きいです!年長さんみんなで収穫しました。

 

テーブルの上に置いて観察しながら、子どもからはたくさんの気持ちが溢れ、先生がいろいろな言葉を引き出しました。葉っぱがちくちくしていたとか、おいしそうだとか、虫に食われていたとか。

 

さて、味見です。。並んでね。

ぱくっ。あれ、甘い?ううん、しょっぱいよ。あれ、からくなってきた?

口に入れると、まず果糖が甘くひろがり、塩もみのしょっぱさが次にきて、最後にからくなります。う~ん、深い味わい。

 

さあ、描いてみましょう。

コンテを使って色を混ぜると二十日大根らしくなるね。葉っぱは、こんな感じかな。

言葉も添えました。感動いっぱいの作品ができました。一部を紹介します。写真をクリックして言葉も読んでくださいね。

 

はっぱがいたかったそうか。ちくちくしてたもんね。

ぬいたあとめにすながはいちゃった根っこにたくさん土がついてるね。目にはいっちゃうはずだ。

 

 

ひっこぬいておもたかった重たかったから、たくさん描いたんだね。

つちにいるとむしにたべられちゃいやだからきをつけてそうだね。逃げられないから二十日大根もたいへんだね。

たのしかったシンメトリーで美しいよ。

ぬくのがたのしかった むしがはっぱをたべた虫食いまで描いた人は少なかった。ナイス。

 

『採りました、さあ描きなさい』では描けないものです。苗植えから、水やり、収穫、観察、味見までして、完成したそれぞれ渾身の一枚です。他の作品は、2月の作品展で飾ります。

 

 

2019年6月5日

誕生日は特別な日

パパが生まれたときのお話をしてくれた。

のびのび幼稚園では、3ヶ月に1回誕生会を催しています。6月4日は、4・5・6月生まれの誕生会でした。

 

その日は、お家の方も招待して、お子さんが生まれたときの思い出やエピソードをお話ししていただきます。写真や着ていたベビーウェアを持ってきてくださる方もいて、子どもたちは興味深々です。

 

大人になると、自分の誕生日を意識することも少なくなりますよね(私だけかな)?でも、子どもにとっては、とても嬉しい特別な日のようです。

 

給食も、子どもに人気メニューのハンバーグとゼリーアラモード。(『今日の給食』のページ6月4日を参照ください。)給食後、ひよこ組のH君がRちゃんに、「ねえねえ、まだ3歳?ぼくなんか4歳だよ。」と得意げに語っているのを目にしました。大きくなったことが嬉しいのか、お祝いしてもらえたことが嬉しいのか、顔はキラキラ輝いています。言葉にはできないけれど、生まれてきた喜びをかみしめているのでしょう。

 

お誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。あなたとのびのび幼稚園で会えたこと、幸せな時間を共有できることをうれしく思います。

 

 

そうか。年を取ることばかり考えるから、大人は誕生日を忘れちゃうんだ。自分が生を授かった日・・・次の誕生日は自分でも心から祝ってみることにしましょう。

2019年5月21日

初めてのファンレター💛

お手紙渡せた^^

 

5月20日にポチっとくん体操の撮影があったことは「お知らせ」にも載せましたが、今回のブログはうさぎ組のレポートです。

 

ポチっとくんが来ることは4月から知らせ、この日を楽しみにしてきた4歳児うさぎ組。ポチっとくんにあげようと、お家で似顔絵を描いてお手紙にしてきたお子さんがいました。大切にポケットにしまい、ポチっとくん登場のとたん、広げて遠くから一生懸命見せていました。

 

この写真は、体操の映像撮影の後のクラス記念撮影で、直接お手紙を渡しているところです。嬉しそう💛

 

現在、手紙で気持ちを伝えることは少なくなっています。大人になると、ツイッター、メールやラインで文章や短い言葉を送ることがほとんどでしょう。だからこそ、絵や文字が気持ちを表すことができ、伝えることができたという幼児期ならでは体験は貴重なものです。

 

絵や文字は、実はすごいです。話す言葉はその場で消えてしまいますが、紙にかけば、気持ちや感動を残る形で表すことができます。文字を操れるようになるまでに、幼児は身近なものとかかわって感性が育ち、身近な人と気持ちが通じ合う経験をしていきます。その土台の上に、絵・ことば・文字という道具を得て、頭の中のことを外に向かって伝えられるようになっていくのです。書いて(描いて)伝えられたという喜びを経験した子どもは表現の力を知り、また書いてみようと思うことでしょう。

 

幼児期に必要なのは、文字をたくさん正確に書けるようにすることではなく、こうした「伝えられる実感」を育むことではないかと思うのです。

 

そうはいえ、手紙をかくのは、4歳児にとって高度。まず、伝えたい気持ちを大切に育みたいと思います。ファンレターかきたいな、その環境づくりをしていきますね。

 

今、ユーチューバーになりたいという子どもがとても多いそうですね。目立ってなんとなくかっこよさそう…ではなく、表現したいことが核にあって、伝わる喜びを知っている、そういう人物が人の心を動かせるコンテンツを作れるのではないでしょうか。卒園生に魅力的なユーチューバーが現れることを願います^^。

ぽちっとくんかわいい。さわりたい💛 ポチっとくんとうさぎ組集合写真

 

2019年5月17日

「ハチ激取れ」設置

けっこうな威力!ハチ激取れ

今の時期、女王バチが巣作りを始めるため、ここでクイーンビー捕獲ができれば、夏、それから秋の運動会練習シーズンに働きバチが飛び回ることがありません。

 

本日、園のまわり8か所に、トラップをかけました。その名も「ハチ激取れ」。(激ナントカといういい方は、日本語として完全に定着したのですね。50代以上のおじいちゃん・おばあちゃんの世代は違和感を感じる人もいるかもしれません^^;。)

 

本当は、GW中くらいがよいのですが、少し遅くなってしまいました。効果を期待したいです。

地面から1.5m~3mに設置するのが効果的。

設置しているのを興味深そうに見ていた子どもたち。昨年のものを引き上げたら、ハチの姿もわからなくなっているような残骸でいっぱい。大人は見たいとも思いませんが、子どもたちは我先にのぞき込み、「頭だ!」「ハエがいる!」ととてもおもしろそうでした。

 

そうだね、見たいよね。教頭も子どもの頃ゴキブリホイホイはよく観察していました。

2019年5月16日

本部役員、お疲れ様でした。

新旧役員交代、花束贈呈

本日PTA総会があり、旧本部役員が退任しました。この代はなり手がなく、くじ引きで決まった方々で、全員仕事を持っていました。

 

決まった時は、ずいぶん不安とストレスがあったことと思います。園も「幼稚園に協力できる専業主婦の家庭が多数」との認識をあらため、誰でもできるようなPTA本部役員にしなければならないと、活動改革に拍車をかけた2年間でした。

 

しかし、こうした退任した方々のほっとした笑顔をみると、たいへんでも、やっていただくのは悪いことばかりじゃないなあとあらためて思います。1年前、会長を引き受けてくれたAさんの決心した美しい表情は忘れられません。いやだ、不安だと思っても、仲間と協力してやり遂げてくれた姿勢は尊敬に値します。人を尊敬できる気持ちは、とても幸せです。

 

新本部役員から、旧本部役員に慰労の花束が渡されました。新本部役員はすでにチームワークはできているようです。楽しい充実した1年になりますよう、園も協力していきます。

 

 

 

2019年4月11日

続・卒園式

4月8日、桜満開の小学校の入学式。終了後、新1年生たちがランドセル姿を見せにきてくれました。

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誇らしげな表情を先生・職員に見せてくれた後、園庭でがんがん遊び始めました。遊具に登ったり、サッカーをしたり。おめかしが泥だらけ!

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こうした姿を見ると、卒園式からつながっているなあ、と思います。卒園式の練習の時は、「大きくなるためにはちょっと大変なことをやり遂げられなければならない」と伝えて、長い時間姿勢をよくし、集中して動くことを頑張らせます。入学式後に園に来てくれるのは、「ほら、頑張ったから1年生になれたでしょ。」と報告に来てくれたように感じられるのです。ここまでが卒園式なのだなあと。

 

 

自分が安心して出せ、大人や友達を信頼し、少しくらいつらいことも逆に楽しんで乗り越えられた幼稚園時代。これからはそうとばかりはいかないことに子どもたちはだんだん気づいていくでしょう。正しいと思うことだけが通用するわけではありません。年をとるにつれ、ずるさや割り切り、場合によっては手を抜いてうまく立ち回ることも必要になります。そうだとすれば、幼稚園があまりに恵まれた環境であるのはマイナスなのでしょうか…?

 

それでものびのび幼稚園は、今まで通りでありたいと思います。子どもたちが思うような自分でなくても自分の存在を肯定でき、頑張ることが価値だと信じられ、生涯心の基地となり得る場所でありたいと。そうでなくちゃ、この仕事やっていてもつまらないですからね^^

お兄ちゃんの入学式が終わり、今日は早お迎え。3月に植えたチューリップが次々咲いています。

2019年3月11日

少しずつ春に


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二学期にヒヤシンスの球根を水栽培し始め、ようやく花が開いてきました。チューリップも芽が出てきはじめ、少しずつ春を感じます。また日中も暖かな日が多くなり外遊びもさらに活発になってます☆

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今年度が終わるのもあと少し・・・4月当初はみんなそれぞれの遊びを楽しむことが多かった子ども達も、今では一緒に遊ぶ姿や、遊びの中でもお互いに意識し合っている様子がみられるようになりました。

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「僕も、私もやってみようかな・・・」「一緒にどう?」保育の中で微笑ましい光景です☆

2019年3月6日

2歳児だって、登れるもん

本日3月6日(水)、2歳児にじ組満3歳児おひさま組合同で、進級記念遠足に行ってきました。まず、この写真をご覧あれ。

先頭が見えないほどの急な上り坂。

 

岩宿遺跡横の琴平山です。急でしょ?頂上でジュースとビスケットのおやつを楽しみに、みんなでがんばって登りました。途中で「疲れた~」と弱音が聞こえることもありましたが、先生たちは笑顔で「大丈夫。登れるよっ」と励ましていきました。

 

おいしい💛

 

下りも怖いくらいの急坂です。おしりを地面につけてそろそろ下ります。

汚れちゃう。今はいいんだよ。

 

さて、下山(?!)して、帰る予定時間になっていたのですが、駐車場隣の公園を目の前にして帰るのはあまりにも可哀そう・・・ということで、10分だけ遊ぶことにしました。ご褒美ですもの。

ぼくが乗る。いえ、私。勝った!こっちの方が面白そうだから、いいもん。

 

帰りのバスは、2歳児なりのほのぼのとした達成感にあふれていました。みんな、ひよこ組になれそうだね^^

人数が多いので、2台のマイクロバスで。新鮮で楽しい。

2019年3月6日

鬼ごっこの葛藤

バナナ鬼のポーズ

 

クラスがまとまってくると、集団遊びの楽しさにみんな目覚めます。3歳児もちょうどいい難しさのルールの鬼ごっこが楽しくて仕方ないようです。今年は朝の思い思いの遊びの時間に、先生が支援につくようにしていますので、長い時間遊びが続きます。

 

写真はバナナ鬼。鬼にタッチされるとバナナになってしまい、仲間が助けにきてバナナの皮をむくと、また逃げられるというルール。バナナになってしまうというイメージがおもしろいのでしょう。ネーミングは大切ですね。考えた人は天才だと思う。

 

ある日、いつも砂場遊びをしていたAちゃんが珍しく入ってきました。Aちゃん、実は走るのが速い速い。Bくんがつかまり、泣き出します。Bくんは負けず嫌いで、つかまるのが大嫌い。先生が近づいて、訳を聞きます。するとBくん「のどが渇いちゃった(涙)」「じゃあ、お水飲んできたら。先生みんなと待ってるから」「汗がでてきた(涙)」「そう、先生のタオルで拭いてあげる」「・・・・・Aちゃんが走るのが速いんだよう(怒涙)」Bくん、3度目にして本音をカミングアウト。

 

結局Bくんは、先生の「一生懸命走ればBくんも速くなるよ。またやろう」という励ましも聞かず、今日は離脱。Bくんの学びは、知らなかったクラスの友達の個性に気づいたこと、そしてつかまることもあるし逃げ切れることもあることを受け入れていくこと。負けず嫌いのお子さんは、これがなかなか難しいのですが、この切り替えができることにより、集団で楽しめることが各段に増えます。

 

園生活は楽しいことばかりではありません。Bくんは悔しくて涙していましたが、悔しいだけでなく何か手ごたえを感じています。この悔しさを乗り越えられればお兄さんになれると。だから、きっと明日も鬼ごっこに参加することでしょう。時間はかかるかもしれませんが、気持ちに寄り添いつつ励ましつつ、時には本人に考えさせながら、気長に成長を見守りたいと思います。

 

毎日濃い学びが展開されてます。

2019年2月20日

あーあ、終わっちゃった

2月16日(土)作品展が催されました。 今年の全園共同制作は「のびのびの森」。遊戯室が、動物や木々で飾られた探検の森になりました。

迷路。数千個の花紙で作ったはっぱに覆われています。字を書くのが得意な子が中心となり、少しずつみんなで書きました。お客さんを心を込めておもてなしよう。さあ、いくぞっ。おー!

 

この行事は、きりん組にとって協力して作り上げる活動の集大成です。大きな作品の他、ゲームとルールを考え、どうお客さんをおもてなしするか相談します。

開会です。いらっしゃいませ。第一号のお客様です。雨(投げるボール)は5個までです。あっ、入った。すごいですね。全てのゲームをクリアした方には、ごほうびスタンプが押されます。

 

前日自分たちでも遊んでいるので、お客さんに対しても熱のこもった説明をします。これは魚釣り。一番難しいのは亀、一番連りやすいのはザリガニだそうで、見た目の釣れやすさとは違います。やってみたら、本当なのでびっくり!誇らしげなS君。

釣りの池。周りにも並びやすく空間があり、お客さんの気持ちを考えた配置がされています。広告で細い剣も上手に作れるようになりました。剣で作った釣り竿です。大盛況のうちに、1時間のテーマパークは幕を閉じました。

 

保護者、下学年のお友達、卒園生など大勢のお客さんが見え、大盛況のうちにのびのびの森は幕を閉じました。終了したとたん、子どもから「大成功!」の声があがりみんなで拍手をしました。Aくんはぽつりと「あーあ、終わっちゃった。」楽しみにしていた作品展のおもてなし、終わっちゃったね。でも、みんなの心にはたくさんの栄養がわたったはず。小学校に行っても、力を発揮していってね。

 

さて、のびのびの森を支えた各学級の作品を一部紹介します。

うさぎ組作「わに」ひよこ組作「トラ」写真のイメージより、ずっと実物は大きいです。細部までこだわりが!確かにトラのしっぽは先っぽがしろい。

さる。にじ・おひさま作。顔も描いてます。たまご作・りす。大きな樹の横から顔を出しています。藪から顔を出すくま。はと組・作

各クラス二つずつ動物を作ってくれました。「みつけてね!」ゲームがきりん組手作りプログラムにあり、レアキャラ「ようせいジョニー」は自信作です。「霧の中のジョニー」って知ってます?

 

ゲゲゲの鬼太郎「吸血鬼エリート 霧の中のジョニー」が一学期から流行っていました。森の中にいるから「妖精ジョニー」だねっていうことで、こんな場所に浮かばせてみました。ちゃんとギターも持っています