2018年6月11日
手作り虫取りアミ、きりん組
6/7(木)、虫取りが盛んになってきた昨今、家から虫取りアミをもってきていいかとの声が上がるようになりました。でも持っていない人もいるから、どうしようかという流れから作ることに。
広告で強い細長い剣を作って、丸くして、柄も作って、余っていた穴あきビニル袋をつけたら、はい完成!見てください、このドヤ顔。
まず、広告を細く剣にする技術、虫取りが楽しいというワクワクする気持ち、道具が必要という見通し、作ってみようという意欲・・・そして材料という環境があってこうした活動になったのでした。年長きりん組ならではの姿ですね。保育室は達成感、満足感で満たされていました。(この写真に載っていない子どもたちも作っていましたよ。)
2018年6月8日
かぶとむしのさなぎ
今日、きりん組は虫探しのお散歩にいきました。
すると、農園のそばの腐葉土の山で、かぶとむしの「さなぎ」がみつかりました。幼虫はよく見ますが、さなぎは珍しいです。
「何を食べるの」「ちょうちょのさなぎも、あおむしの時はあんなに葉っぱを食べるけど、さなぎの時は何も食べなかったでしょ。そしてちょうちょになったら蜜を吸う。だから何もいらないと思うよ。」・・・と説明して、あっ、全部教えずに、子どもが調べるような環境にしなきゃ、と教頭反省。でも、保育室でみんなでかぶとむしの図鑑を見たようです。
これが孵ったら、感動でしょうね。また報告します。
つばめその後:雛の姿は見えないのですが、親がしきりに巣にエサを運んでいるので、卵は孵った様子。そのうち、ぴーぴー声が聞こえてくるに違いません。
2018年2月28日
絵本を読もう
のびのび幼稚園では、29年度からこどもの友社の月刊絵本を、保育で使用しています。
子どもにあった良い本を計画的に選んで与えることは、なかなか難しいものです。保護者の方も、つい自分の好きな本や気に入った絵の本ばかりを選んでしまうことはないでしょうか。(私がそうでした^^;)その点、こどもの友社の絵本は、福音館の良書を年齢に合わせてセレクトしてあります。
約1年続けてみての実感は、初めての馴染みのない絵の絵本でも、読み聞かせを始めようとすると子どもたちが「何が始まるかとわくわくしている」様子が見られるようになったことです。物語を聞く耳も育ち、一度だけ読んだ昔ばなしのおもしろかった細かいセリフを、よ~く覚えているのには関心させられました。
入園期のお子さんには、アンパンマンの紙芝居を読むことも多いです。ほとんどのお子さんはアンパンマンに親しんでおり、安心感をもって見てくれるからです。アンパンマンはいいアニメですが、子どもが馴染みやすいからといって、アンパンマンばかり見せていては、幼児教育施設としては失格です。
先生がまずみんなに読み聞かせをしてくれる絵本。クラスの友達と何度も感情体験を共有し、その後毎月自分のものになる本。持ち帰る日の帰りのバスでは、自分の本を読んでと、たくさんのリクエストが出ます。
2歳児の中には、大好きな1冊を毎日のようにお母さんによんでもらい、お話をすっかり覚えて園でお友達の前で読み聞かせをしてくれたお子さんもいました。本っておもしろい、あまり見たことのない絵だけれど、きっとおもしろい物語にちがいない・・・そんな思いをもって進学して、小学校の本に出会ってくれるといいなあ、と思います。ご家庭でもぜひ、読み聞かせをしてあげてください。