のびのびこども園

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2022年8月3日

7月7日七夕まつり


感染症予防のため、すべての行事を中止にしてしまうのではなく、行事で育てられるものはできるだけ子どもたちに与えようと、七夕祭りを行いました。

恒例、学年を超えたペアによるフォークダンス。

大きい組は小さい組に慕われてうれしい。小さい組はお兄さんお姉さんが優しくしてくれてうれしい。

※余談
教頭はフォークダンスというと民族舞踊が入らないとだめなんじゃないかと思い込んでいましたが、日本フォークダンス連盟の次の記述によると
『フォークダンスは、みんなで踊ることに意味があるダンスです。そのため、フォークダンスは固有のものではなく“みんな”のものであり、そして誰にでも踊れるダンスということが特徴です。踊る際に多少の個人差(年齢、性別、上手下手、経験)があったとしても、“みんな”で踊るということが大切であって、厳しい型にとらわれることがありません。大事なことは、みんなが同じ目的を持って楽しく踊ることであり、みんながその一体感を感じることhttp://www.folk-dance.or.jp/about/genre.html
ということなので、みんなで七夕祭りを楽しむために今どきの音楽でダンスを踊るのもフォークダンスでいいのだとの結論に至りました。


学級で整列して、司会者の紹介です。大役に選ばれたきりん組の子どもたち、ドキドキです。


各学級で歌の披露。これはうさぎ組の「すうじのうた」。見てください、この表情^^


よかったよ、とお姉さんに駆け寄るRくん


上には笹飾りに思い思いのお願い事が揺れていました。かなうといいね。

残念ながら今年の七夕祭りはここまで。この後は学級に分かれて由来のお話を聞いたり、給食に出た七夕ゼリーに舌鼓をうったりしたのでした。(7月7日『今日の給食』をご覧ください^^)

来年は七夕の劇ができるといいなあ。

2022年7月6日

バッタの原っぱが来年も続きますように



夏が来ました!

園の西、通称バッタの原っぱでは夢中で虫探しをする子どもが大勢います。



「いたぞ!」「どこどこ?!」

今年は梅雨明けが早く、赤ちゃんバッタがたーくさん生まれています。

しかし、毎年問題となるのが、乱獲。何十匹捕まえても飼い切れず死なせてしまうことも…。その場で言葉で説明してもなかなか伝わらず、言われて逃がすだけではせっかくの学びの機会を失ってしまう。そこでその日のお昼過ぎ、きりん組で「うまれたよ!バッタ」を読みました。


岩最書店「よみきかせいきものしゃしんえほん・16」

バッタの一生。おもしろくてかわいいバッタ。でも生まれて死ぬまでがあるよ。ごはん(はっぱ)を朝から晩までばりばり食べるよ。脱皮をしながら大きくなるよ。子どものバッタは羽が無いか小さいよ。

そして、大人になる前に死なせてしまうと卵が産まれない。卵が産まれないとバッタの原っぱにバッタがいなくなってしまう。ではどうしたらいい…

一つひとつ子どもと対話しながら読み進めます。子どもたちは考えます。
そうか、おもしろいからといって全部捕っちゃだめなんだ。

さて、次の日バッタ探しは続きます。しかし、見方が少し変わりました。

「あっ、脱皮した抜け殻!」


「羽が小さいから、まだ子供のバッタなんだね。」「きりん組くらいかな?」


「ぼく、2匹だけ大切に育てることにするよ。」

捕るより、観察することに重点が移りました。そして虫探しは明日も続くでしょう。

先日SDSsについての講習会に参加したのですが、SDSsの思想は多岐にわたり全体像を理解するのはとても難しいと感じました。しかし、基礎になることが幼児の生活にありました。おもしろいからといって好きなだけ手に入れてしまうと、その枠組みや前提そのものを壊してしまうことになるかもしれない。それが繰り返されると持続可能な社会は実現されないでしょう。その実感を得るのは、こうした自然の中での小動物とのかかわりはいいなあ、などと思った暑い日でした。(教頭・須田)



2022年7月4日

今年はプール、当たり年かも


記録上一番早い梅雨明けとか!

毎年園のプールは1学期中10回も入れないんです。プール開きは6月頭ですが、天気がよくても気温が低ければ入れないし梅雨が明けるのは7月半ばですし…。

こんなに早く夏がきたということは、もしかして今年はプールの当たり年かも⁉

あまり暑くても熱中症の危険があるので注意が必要ですが、体調を整えて、水分をしっかりとって、やっぱり夏はプールでしょということで各クラスの表情をお知らせします。



たまご組は、保育室の前にテントを張って日陰を作り水遊びです。

水に触っているだけで気持ちいいね。先生にやさしく水をかけてもらってだんだんと水に慣れていきます。



にじ・おひさま組はもう少しダイナミックにホースで水をびゅーっ!園庭でも遊んだからもう怖くないよ。

ペットボトルのシャワー、おもしろい。おむつがとれると大きいプールに入れますよ。今年の夏でとれるといいね。



ひよこ組はまだ水は少ないのですが、この通りたっぷり楽しんでいますよ。先生に向かって、水鉄砲エイ!

頭までびっちょり。でも冷たくないよ、すごく気持ちいい。



うさぎ組。さあ、プールサイドに突入だ!

流れるプールだぞ、いっちに、いっちに!水をふむぞ、けりあげるぞ!うわーい



さて、園じゅうに響き渡る歓声を上げてエネルギー弾ける遊び方をするきりん組。合図で二組に分かれて水をかけあいます。

水の高さもけっこうありますが、水の中で怖がる子はいません。

ひと遊びした後、手作りの浮き具が出され、「みんなで相談して使ってみてね」とだけ先生は告げて、遊び再開。どうなるかな…とみていると

ちゃんと「貸して」と言って順番に使えていました。さすが年長きりん組。使いたいのに言い出せない子はちゃんと先生が見ていて、「ほら、今行ってみたら?」とフォローしていました。これも学び。

さあ、暑さよ来い。夏を楽しむぞ
子どもは水の子です^^






























2022年5月24日

晴天☀さつまいもの苗植え


5月24日(火)晴天。さつまいもの苗植えをしました。


3歳児以上ははだしで行きます。朝、先生たちが危ないものがないか点検し畑に続く天神様境内の西の道をきれいに掃きました。冷たくていい気持ち。


にじ組さん、植え方の説明を聞きます。よく見ています。こうやって畝のベッドに寝かせて土のお布団をかけるんだって。


ひよこ組は初めての子もいます。これが畑というものなのか。


やさしくやさしく寝かせてあげよう。おいしいさつまいもがなりますように。


はと組さんも上手に植えることができました。畑に足をおろすの怖くないよ、大丈夫だよ。やってみる?


うさぎ組。ちょっと待ってて、みんなに苗が配られてから植えるんだって。あ、そうか。


たまご組は土の感触を楽しみ、初夏の自然を感じるのがねらい。ほら、苗をもってごらん


きりん組は慣れたもの。これがおいしいさつまいもになることを知って見通しをもって植えています。


焼き芋が好きな方、スイートポテトが好きな方、これがさつまいもの元だって知っていました?


今日はのびのび広場の日。体験できた人も嬉しそう。

運動会が終わったころ、さつまいも掘り。成長を観察しながら楽しみに待ちましょう。



おまけ①畑で見た花
正解は次回。


そして「今日の給食」でも紹介されたいちご。今日もたくさんなっていました。ひよこ組がいちご狩りをして帰りましたよ。

おまけ②苗植えのあとに



なんと年長きりん組は組体操の練習。そして、園庭で先生がホースで水を撒く中はだしでしばらく鬼ごっこを楽しんでいました。子どものエネルギーってすごい!

2022年5月20日

保育参観日和



5月18日、19日は保育参観でした。

屋内ですとどうしても密になってしまうので、園庭で一家庭一人参観として、お家の方にお子さんの様子を見に来ていただきました。両日とも天気がよく、気持ちのよい参観日になりました。

18日は、2歳児にじ組と0・1歳児たまご組の参観日でした。上の写真は、にじ組のお引越しゲームの様子です。「引っ越しどーこだ!」の合図で、アンパンマンのキャラクターの絵の上に移動します。当日はお父さんの参加率が高く、少し照れながらも一緒に遊んでくれました。

「大きいからうまく描けているかわからなくて…」と先生たち。大丈夫、とても上手ですよ。





こちらは、たまご組のお散歩の様子。

0・1歳児さんは、大好きなお家の方がいるとそばにいたくて、園でのいつもの様子を見ていただくことができません。それなので、一緒にいつもの散歩コースを歩いていただき、どんなことをしているのか同じ体験をしていただきました。保育参加ですね。

ジャックにご飯をあげているんだよ。


これは19日の3歳児ひよこ組。ブランコは最初にルールを覚えるのが肝心。安全な距離をとって並んで順番に乗ります。いーち、にーい、さーん…じゅう!かーして


代われたらお家の人にハイポーズで写真をとってもらいます。ずーっとこの瞬間を楽しみにしていたの。やった!かっこよく決まった。


4歳児うさぎ組は、綱とりゲームです。一日園長先生(※お知らせをご覧ください)に合図を出してもらって自分の陣地に綱(縄跳び)を引っ張っていきます。たくさんの綱を集めたチームの勝ち。


最後は力勝負になります。はと組の4歳児さんも参加しています。さあ、味方が苦戦しているぞ、助けにいこう!負けると泣いて怒る子どももいます。勝つために頑張るけれど、負けることもある。気持ちを切り替えて次に向かおう。それも学びです。


きりん組はへびじゃんけんです。じゃんけんの勝ち負けがぱっとわかり、ラインに沿って走ることができてとやはり年長児らしいゲームです。スターターのリーダーが「絶対勝つぞ!」と気勢をあげます。「おー」っと答えるメンバーたち。

どーん、ジャンケンポン!味方が負けたら、次の人が自陣を飛び出します。早く早く!急がないと負けちゃう。なんて楽しいんでしょう。はと組のCちゃんも上手に参加できました。


昨年は雨で中止にした行事です。今年は少しでも見に来れられてよかったと保護者からのお声をいただきました。家族代表でおじいちゃまが参観にこられたお家もありました。子どもがすくすく育っている様子、多くの方に見守っていただきたいです。これから機会が増えますように。



2022年4月28日

今が旬です いちご狩り


2年続けて中止にしていたいちご狩り。桐生タイムスでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、新里の南 中村いちご園は、毎年桐生市内の子どもの施設を招待して、無料でいちご狩りを開放しています。太っ腹!今年は参加を申し込ませていただきました(^^)V


ビニールハウスに着くと、満開のパンジーがお出迎え。社長の中村さんにご挨拶していざ入場。


みずみずしく実る旬のいちご。中村いちご園のいちごは、予約しないと買えない人気の品。これがいちご狩りでいただけるなんて、とてもありがたいことなんです。


こんなふうになっているんだね。ハチさんはお仕事しているから見つけたらそっとしておいてね、と中村さん。白い花がまだまだついていて、これからも実がなりそうです。


とっていいよ。うーん、おいしそう。おいしい!


ぼく、とても楽しみにしていたんだよ。


少し移動してみようか。今日は歩き食べもOKよ。


見て!こんなに大きい


白いのも試していいんだって。


うん、いちごの味♡ けっこうおいしい


お土産も採りました。弟が喜ぶな。


ありがとうございました。来られてよかったです。

貴重な直接体験。少しずつ、以前に経験できたことがもどってきています。

2022年4月28日

こいのぼり、あがったよ



もうすぐ5月。お天気が悪くてなかなかクラス共同製作のこいのぼりをあげられなかったのですが、27日にお披露目することになりました。


するするとワイヤーが巻き上げられていきます。


あれ、ひよこ組のじゃない?


あがりました!喜ぶこどもたち。


そこに風が吹いてきました。散って風にまうボタン桜。すると……


こいのぼりも元気よく泳ぎ始めました。
カラフルできれいなこいのぼり。もうすぐゴールデンウィークです。


おまけ
この日、午後から曇って少し肌寒さを感じ始めたころ……


「あっ、こいのぼりが合体している!」子どもの声に空を見上げるとピッタリ寄り添ううさぎ組(左)ときりん組(右)のこいのぼり。寒くてくっついたのかもね(^o^)

2022年4月26日

ボタン園見学



今年度も、のびのびこども園のブログをよろしくお願いいたします。季節の香りや子どもの表情をお伝えしていきます。

さて、本日4月26日(火)、年中うさぎ組は通園バスに乗って新川龍真寺のボタン園を見学に行きました。

朝のうちは小雨がぱらついていて心配したのですが、出発前にはあがり、暑すぎない絶好の園外保育日和。




住職にご挨拶して、2,500株のボタンが咲き誇る庭園へ。


たくさん咲いてるね。


白、赤、ピンク、黄色…大きいね。見とれちゃう。花びら何枚あるのかな。どんな匂いがするか確認、クンクン。




私たちの背丈くらいあるボタン。お顔と同じくらい大きいよ。お土産までいただいて、大満足のボタン園見学でした。


龍真寺の牡丹祭りはゴールデンウィーク中開催。お近くの方は訪ねてみてはいかがでしょう。温暖化で開花が早まっているそうです。前半の見学をお勧めします。写真には載せなかったけれど、珍しい黒牡丹もありますよ。

牡丹寺龍真寺 群馬県桐生市新里町新川1051

2022年3月21日

冬から春の表情


3月18日は卒園式でした。きりん組さん、卒園おめでとう。

なんだか今年はみんなとお別れをゆっくり味わう時間がなく、あっという間に3学期が通り過ぎていってしまった印象です。

せっかくブログにと撮りためた写真を載せます。みなさんとの最後の思い出です。


3月始め、寒い日でした。寒いからといって部屋にこもらないのびのび。氷を積んで遊びます。

ほら見て、こんなに大きいよ。

明日もできてるかな。楽しみ。



ぱんだクラブで流行っている手作りすごろく。


目を足して、進めます。


ゴール寸前で「はじめにもどる」なんてあります。ここ大好き。
自然に数の感覚が身につきます。


これは何でできていると思いますか?実は…


トイレットペーパーなんです。つぶして形を整えてホイルを巻いて。どんどん丈夫になっていきます。


これは誰かわかりますよね?



恒例にじ・おひさま組進級遠足。笠懸の琴平山を昇ります。一年間足腰を鍛えた成果です。


頂上で食べるおやつの甘さは格別です。


下山後は公園の遊具でひと遊び。体力付いた2歳児さんたち。4月からはひよこ組だよ。

さあ、2月最後の日の「卒園生を祝う会」です。


初めての大役、司会にドキドキのうさぎ組さん代表。でも、とても立派でした。


各学年、歌ったり踊ったり出し物をして、最後にお祝いの言葉を述べます。


見て!この美しい背中。お行儀のよさ。さすがもうすぐ小学生になる人は違いますね。


卒園するきりん組も、得意技を見せて、場を沸かせます。


盛り上がり、立ち上がって応援する小さい組!すごいなあ、きりん組って!


みんなで少しずつ手を加えて作った卒園記念のプレゼントを渡します。学校に行ってからも使えるものです。元気でね。

卒園式は、例年より練習時間が短かったのですが、きりん組は立派にやり遂げました。卒園DVDとアルバムをお楽しみにね。こども園時代がいつまでもみんなの幸せな記憶として残り、少しくらいつらいことがあっても支えとなりますように。

2022年3月21日

子どもの姿を共有し合う作品展


コロナの影響で2月23日(祝)に延期された作品展。時間を区切り人数制限をしての参観でしたが、みなさんがお子さんといっしょに作品を見に来てくれました。

子どもの作品なんて、芸術には程遠いのでは?つたない製作や絵を見て楽しいの?

いえいえとんでもない。作品展は、子どもの姿を保護者と共有し合い成長を喜び合う行事。作品制作の過程にはたくさんのストーリーがあり、見方がわかるととっても面白いんです。

上のハリネズミ、2歳児さんの作品です。針のつぶつぶは、秋に園外保育でひまわり畑を見学にいった時もらったひまわりから種を取り出し、体に埋め込んだものです。自分背よりずっと大きいひまわり、広げた種の多さにびっくりし、指先を使って一つひとつ慎重につまんだ…保護者にお伝えしたいかわいい姿はたくさんあります。



こちらはたまご組です。製作したときの写真と一緒に手形を展示しています。こんな笑顔で作ったんですね。大きくなった時に比べてみるといいですね。記念になる作品です。



ひよこ組のお雛様製作。一人ひとり顔が違いますね。先生にどうしてこんなお顔をしているのかお話しながら描きました。楽しいひと時。桃の花の貼り方にもこだわりがあります。



これはうさぎ組の観察画、ニワトリです。子どもの観察画の面白いところは、何を発見し何に感動したかが表れているところです。この絵は、目の周りやとさかが黒かったこと、羽毛がふわふわしていたこと、蹴爪が四本あったことが印象深かったことがわかります。子どもによってはくちばしを強調したり、体を紙からはみ出んばかりに大きくふんわりと描いたりします。描く前にたくさん触れ合います。保育室は大騒ぎになります。


はと組のマラカス。これは発表会で使いました。ビーズを入れて完成するとしゃかしゃか楽しい音が鳴りました。みんなで喜んで音楽に合わせて鳴らしましたよ。


この絵は何だかわかりますか?そう、年長きりん組のピーターパンの劇の一場面ですね。(経験画)

ネバーランドの共同制作。

海賊船だぞ。舵も切れるんだぞ。

よく見るとワニが!フック船長の腕を食ったワニ!!



見た目のすばらしさだけを追った作品は大人のためのものです。でもその時々で一生懸命作ってきた作品の数だけエピソードがあり、先生がお家の方にお話しするのを子どもたちは嬉しそうに少し恥ずかしそうに聞いています。作品展は一年間のお子さんのレポートなのです。

各学年で7~10数点の作品があり、全ては紹介しきれません。それから今年はきりん組のお客さんをお呼びしての手作りテーマパークはできませんでした。来年はぜひできることを祈っています。来年の作品展もお楽しみにおいでください。