のびのびこども園

ブログ

2017年9月11日

8月7日・8日宿泊保育

カメラが不調で、新しいものに変えました。やっとブログが更新できます。

 

ひと月前の行事になりますが、年長きりん組が、宿泊保育を行いました。のびのび幼稚園は、園の保育室に泊まって園庭でキャンプをします。

 

今年は夕方から天気が不安定になり、夜は遊戯室でのキャンドルサービスになってしまいましたが、その他は盛りだくさんの日程を思い切り楽しみました。自分たちの通っている園が夜に見せる違う表情…わくわくしましたね。忘れられない思い出がまた一つ増えました。

 

おうちの人と離れて友達や先生と一晩過ごし、みんな自立への階段を一つ上ることができました。保護者の方は写真館もご覧ください。

小平の親水公園で滝修行!これができた人は勇者だっ。スイカ割後においしくいただく♥今年はとびきり甘いスイカでした。夜の遊戯室でハイテンション!
幼稚園のどこかにある秘密の部屋。卒園までにたった一度、入ることが許されるのです……。
朝食のパンは自分で作ります。こうやって串に巻いて焼くんだよ。あ、落ちた(>0<)美味しい朝食。そして、バナナとメロンが!(メロンは畑で採れたメロン。味は…?!)

2017年8月1日

急に静かに。

急に静かになった玄関の天井

 

7月31日、出勤するとやけに静かな玄関。7月29日(土)はにぎやかだったのに、がらんとしたつばめの巣に日曜日の旅立ちを実感。卒園式のあとのような寂しさです(T^T)。おいとまごいもないわけで。

 

ただ、寒くなって越冬するまではつばめはすずめなどおなじようにこの近辺で過ごすそうです。お散歩しながら、あのつばめがのびのびつばめかな、などと考えるのも楽しいですね。

 

来年も来てくれないかなあ。(『おやゆびひめ』のお話にもつながっていくんだけどなあ、と教材目線でみてしまう教頭でした。)

2017年7月31日

7月メモリー:じゃがいも掘り

きりん組がひよこ組に教えるんだよ。

 

少し前の話になりますが、7/10にじゃがいも掘りを行いました。

 

おいもはつるを引っ張るものと思っている方はいらっしゃいませんか?よくテレビなどでもそういう表現をしているのを見かけますが、それは間違い。つるや茎を引っ張ると、切れてしまったり、いもがいくつかついてきても土の中に残ったままになったりするんです。よい子はしってるよね^^。

 

2月に種イモを植えてから、暑い頃給食で食べるまでが一つのストーリーです。前日少し雨が降り湿りけを帯びた土を回りまでよくかいて、次々に掘りあがるじゃがいもに子どもたちは目を輝かせていました。保護者の方は「写真館」もご覧ください。

2017年7月27日

つばめの雛、巣立ち間近か!

20日の終業式に「玄関のつばめの巣をよく見ておいてね。夏季保育にはまだいるかなあ」と子どもたちに伝えましたが、なんと26日の今日、巣からはみ出た一羽がそのまま飛んでいってしまったのでした!

つばめの雛の大きくなることの早いこと早いこと。写真をご覧あれ。

 

7月18日

これが7月18日。まだ頭のけが生えそろわず立っていて、ぽわぽわ。可愛い。

あたしみたい? たまごぐみさんも、先生にだっこされて見つめます。

夏季保育で会おうね さよなら。ぼくたちこれから夏休み。夏季保育で会おうね。 一羽飛び立ったあと

 

そしてこれが26日。4引く1で雛3羽。左は親です。雛の大きさはもう親とほとんど変わらない。確かにこの巣ではきつそうですねえ。 保育認定で明日も登園するお子さん、のびのび広場においでの親子のみなさん、巣立ち間近の元気な残り3羽のつばめの雛たちを見に来てくださいね。 また、レポートします。

 

後日譚:なんと!次の日、びっくりしたことに雛が4羽にもどっていました。用務員の清水さんにきいても「もどしてないよ」とのこと。こぼれた雛は自力で巣に帰ってきたらしいです。頭もいいし、体力もあるつばめくんに脱帽。旅立ちはみんなそろってがいいんですね。

 

ほら、4きょうだい。

2017年7月27日

平成28年7月26日の事件に寄せて

hana

相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人もの命が奪われた事件から、26日で1年。亡くなった方々のご冥福を祈り、事件で体や心に傷を負った方々に心からお見舞い申し上げます。昨年事件を知った時も、障害児の母として、幼児教育に携わる者として、何か発信するべきではないかと思いましたが、HP上では何も語らずに365日がたってしまいました。

 

 

被告が「意思疎通ができない障害者は死んだ方がよい」という意味の発言をしていると聞いたとき、私にはただの戯言にしか聞こえませんでした。「そんなはずないじゃん」。役にたたないとか、死んだ方がいいというのがばかばかしいのはもちろんですが、「意思疎通ができないと思っているのはあなたが相手の意思をキャッチできないからでしょ」と。

 

 

ごく幼い子どもや、言葉での表現がうまくできない子どもの中には、働きかけてもこちらが期待するような反応が返ってこない場合があります。嬉しそうな表情をしないとか、笑い声や「ありがとう」のことばがないから、何も伝わっていないと感じるのは誤りであると保育に携わっている者は経験的に知っています。その子ども独特の反応から、思いや感情を読み取るのは難しいけれど、努力をしながら応答的にかかわり、少しずつ気持ちが通じ合ってきたとき、保育者は喜びとやりがいと誇りを感じるのです。

 

 

なぜ、被告のような行動をとる人間が出現するのか、障害をもった多くの方たちがどんなに怖く悲しい1年を送ってきたか、深く考えると怒りとやるせなさでいっぱいになります。文部科学省発刊の月刊誌『初等教育』では、「外国語教育」と「障害児と過ごす生活」が同等に扱われています。自分にとって異質なものを排除しない柔軟性のある子どもを育てる意義が述べられていました。(この月刊誌、こういうところがすごく好き。)のびのび幼稚園がするべきことは、幼児期からそうした心を育むことだと思います。

 

 

そんなわけで、のびのび幼稚園はできることを行っていきます。だから、どのお子さんも保護者の方もこの事件に心配しすぎないで元気に登園してください。のびのび幼稚園は明日も普通に楽しい安心できる幼稚園です。(教頭 須田)

2017年6月27日

きゅうり採れた!

食べ物の話題が続いていますが…。のびのびは食べ物が得意と言えましょう。苗植えをした夏野菜。どんどん大きくなっています。今日はきゅうりが採れました。とっても美味しい理由は①採りたてであること②自分たちで苗を植え水やりをして育てた野菜であること③幼稚園のみんなと食べること。トリプルドレッシングでうまさ3倍!

せっかくだから、きゅうりやさんして園のみんなにあげようか。うん、いいねえ!職員室の前できゅうりショップを開きます。食べにきてね♪看板もこれでよし。きゅりじゃないよ。うが足りないよ。僕が書き足すよ。

いらっしゃい。いらっしゃい。大繁盛。軽い塩味、新鮮な味♥おいしいっ。先生にもあげるよ。うさぎのぼくらもきりんになったら育てるんだ。おいしい。

まだまだ採れるよ。明日も収穫してね(きゅうりより)

2017年5月26日

ラッキーなこと

今日の給食は、ミックスピラフ、コンソメスープ、一口がんも煮。デザートは、アメリカンチェリーのはずでした。ところが、仕入先であまりいいアメリカンチェリーがなく、予算が合うものがなんとスイカ。 急遽、献立変更です。 5月のスイカに子どもたちは大喜び!初物の人も多かったかな?

 

大人になってからは、好きなものから食べても、好きなものを楽しみに最後にとっておいてもいいのですが、幼稚園では見通しを持たせるため、苦手なものを少しでも食べてから好きなものを食べよう、という働きかけをします。苦手な野菜の入ったミックスピラフを一生懸命食べた人もいましたよ。

がんも煮は食べました。次、ミックスピラフいきます。では、スイカ参ります。ぱくっつ^^

2017年5月3日

うさぎ組ボタン園見学

5月1日、年中うさぎ組は新川・龍真寺のボタン園見学に行きました。子どもたちは自分の手と花を比べてその大きさにびっくり!花びらを数えた子もいましたが、「42枚!」って本当?!幼稚園にも一株ボタンの木がありますが、色は紅色。ボタンには白、黄色、ピンク、赤桃のミックスなど、ずいぶんいろいろな色があるんですね。花は満開、春から初夏にかけての季節の心地よい空気ををたっぷり味わえた1日でした。(保護者の方は写真館もご覧ください。)※写真をクリックするとシャープになり、キャプションが読めます。

さわっちゃダメなんだよね。そう、比べるだけ。大きいね。

最高の見ごろを迎えた白ボタン。透き通るような美しさ。道行く人がみな讃えていく。

珍しい黒ボタン。真っ黒の花を咲かすのはは不可能だそう。髪の毛くらいは黒いかな。

龍の手松。チョキしているみただね。龍ってどれだけ大きいの?!

あ、あのボタン、幼稚園のと同じ色。

2017年4月24日

新年度が始まりました。

平成29年度が始まりました。今年は長い間泣いているお子さんも少なく、みな思い思いの遊びをみつけて楽しく過ごしている姿が見られます。今年度も、子供の生き生きした姿をこのブログでお伝えしていきます。(教頭:須田)

 

3歳児ひよこ組、たまご・おひさま進級組が中心となって砂遊びが展開しています。満開直前のボタン桜、きれいなうちに押し花にしましょ。

ほら、こんなにたくさん♥

外並びもだんだん上手になります。

2階から撮った写真。2階保育室は毎日がお花見🌸のびのび広場で見られます。遊びにきてね♬

2017年2月14日

豆まきとリスクマネージメント

鬼、登場。先生はここにいるからね。。

少しめんどくさい話をします。

 

先日、群馬県認定こども園協会の講演会で興味深い話を聞きました。リスクとは、価値が失われるかもしれない想定。リスクコントロールとは命を守るためにリスクを限りなくゼロに近づけましょうということで、赤ちゃんがのどに詰まらせそうなおもちゃは与えないとか、おぼれる心配のある貯水場には網を張りましょうということ。リスクマネージメントとは、価値を上げるためにリスクをとることで、転ぶ心配があっても全力で走らせるとか園によってはのこぎりや釘を使って木工製作させるとかということです。痛みを知ることは生きる力につながるし、少しのケガなら適切な処置をして「このくらい大丈夫!」と思える気持ちを育てることができる、そんな内容でした。

 

 

先日2/2に、園では豆まきを行いました。鬼は目に見える形で登場しますが、事前指導で心の中の追い出したい鬼を子どもに自分で考えさせます。「泣き虫鬼」「怠け鬼」「寝坊助鬼」「ばかっていう鬼」・・・子どもたちは自分の欠点を客観的に見つめ、それと対決するという意味で豆まきを迎えます。

 

 

たいていの子どもは鬼を怖がります。子どもを怖がらせるようなことをなんで教育現場でするんでしょう。うまく説明できないかなあ、と常々思っていましたが、これは、リスクマネージメントで説明できるのでした!怖い気持ちを知らないとどんなことが起こると思いますか。平気で危険なところに突っ込んでいってしまいますね。また、自分が一番えらくて怖いものがない子どもは人の言うことをきかず行動の矯正がききません。また、自然など人知の及ばない大きな力というものは確かに存在します。謙虚であるために、畏敬の念を忘れないためにも、怖い思いをすることは必要です。基本的に安全な場所で限定された時間で怖い思いをすることは悪いことではありません。それをわかっているから先生は張り切ってこわがらせます(^^)。

 

 

一方繊細なお子さんを必要以上に脅かすことはしません。先生たちは子ども一人一人をよく見て、ちゃんとマネージメントして怖がらせているんですよ。(子どもには言えない大人だけのひみつですから、内緒にしてくださいね。)

 

※保護者の方は、写真館で実況中継をご覧ください。