2017年2月13日
1/19消防避難訓練 消防車が来たよ
1/19、火災想定の消防避難訓練を行いました。指導は消防署大間々分署と総合防災設備システム会社のジェイビーエムさんです。合図を聞いて素早く幼児が逃げることはたいへんうまくいきましたが、職員が「消火」「通報」「避難」「救助・介護」の役割に分かれ、協力して消火・防災活動にあたるという意味では課題が残りました。
新園舎は福祉施設の建築基準を満たした防炎素材で建てられており、そう簡単に燃え広がりません。ということは、あわてて子どもを避難させるだけでなく、職員が消火活動にあたることも必要です。そうして消火ができれば不要な消防車を呼ばなくても済むのです。反省を生かして誰が消火活動にあたるかすぐ分担できるよう打ち合わせをしました。次回は新しい園舎にあった訓練をしっかりと行います。
職員の消火器扱いの訓練をしたあと、消防車を見せてもらいました。普段見ることのできない車の中まで説明していただき、暗いところでも狭いところでも、電機や水道のないところでも消火活動ができるようになっていることに驚きました。
保護者の方は、写真館もご覧ください。
2017年2月13日
1/13 三味語り人形劇「こんたとぶん」
1/13、ゆいぱぺっとシアターによる三味語り人形劇を観劇しました。
ゆいぱぺっとシアターは、NHK教育テレビでも操演している人形劇俳優さん、演出家による劇団で、ちょっとした操作で人形がまるで生きているように動き、子どもたちは目を輝かせました。たった二人の演者なのに三味線の効果音がすばらしく、時には一人ぼっちの寂しさを時には大蛇の迫力を醸して、工夫をこらした演出とともに子どもたちをくぎ付けにしました。
DVDやテレビと違い、演者にむかって反応を示すのは、ライブ鑑賞のマナーです。最初に「テレビとちがって、みんなが笑ったり応援したりする声がお人形に届くよ」と伝えると、人形がぱっと目隠しをしただけてげらげら笑い、危ないときにはうわあっと声があがり、人形たちと同じ体験をして楽しんでいる様子が見られました。劇団の方からも反応がよく手ごたえが感じられる公演になったとお褒めをいただきました。
ライブは舞台に上がる人と見る人で場を作り上げていくもの。生の劇や演奏を鑑賞することが楽しみの一つである人生ってちょっといいと思いませんか。
2017年2月13日
12/27 第34回卒園生の集い
12月27日、第43回卒園生の集いが行われました。 これは、毎年高校受験を迎える前の中学二年生を招待して激励している会です。ちょっと調子が悪かった人も、幼稚園で先生たちに大切にされ元気に活動してしていた時の感じを思い出し、元気になってくれたりします。毎年、部活や用事で来られない人も多いのですが、6~7割の卒園生が参加してくれます。
中学生は照れ臭い年頃ですので、幼児のように露骨にほめてもスルーされてしまいます。歌は声を出して歌ってくれないし。つくづく教育って、その年代を教えるプロが必要なんだなあ、と感じます。しかし、先生たちは負けません。声変わりしてぐんと背が伸びた男子に向かって、「○○ちゃ~ん」と当時のまま呼びます。表面は反応薄くても、嬉しそうなのは、気持ちを読み取るプロの幼稚園の先生にはわかります。
その年々で個性があり、別々の8年間を過ごしてきたはずなのに集団にそのままの雰囲気が残っていることは面白いです。今年の20年度の卒園生たちは、まわりと協調でき、いろいろなことが「できる」人たちでした。今後の皆さんの成長も楽しみにしています。
2016年12月26日
痛みとともに
生まれてすぐの赤ちゃんは、まとまった時間眠ってくれません。眠い目をこすりこすりお母さんは思うでしょう。早く長い時間眠ってくれるようにならないかしら…。
生活リズムがつき体がしっかりしてくると、いたずらで目が離せなくなり、追いかけるのにへとへとです。もう少し大きくなれば楽になると思いながら、その時々に現れる新しい悩みに頭を悩ませ続けるのが子育てなのかもしれません。
現代は、お父さんお母さんにとって心配の種がいっぱいあります。これがいいこれがだめだとあふれる子育て情報、マスコミの事件報道や、メールやラインのことばの断片。時には経験したり見聞きしたりした過去の記憶が自身を苦しめることもあるでしょう。
そんな時、どうか「本当は今何が起きているのか」を見てください。心の中で作った像の方が現実より怖いものになっていることはよくあります。怖くて心配で心の中のモンスターが現実を蝕んでしまう前に、身近な保育者に訴えてください。いっしょに考えます。「本当に起きていること」を見つめるお手伝いをします。きちんと対峙し誤解を解くと、解決の糸口が見えてくるものです。
生きていくのはたいへんですね。幼稚園の保育者たちは、楽しいことを共有するだけでなく、お父さん、お母さんの痛みにも寄り添えるようでありたいと思っています。
2016年12月5日
12月9日生活発表会開催
先週金曜曜日、生活発表会の予行が行われました。今年の発表会はひよこ組が初の劇ごっこを披露します。
3歳児ひよこ組に劇は無理だろうということで、昨年までは遊戯をプログラムに入れていました。しかし、そんなはずないだろうと。年長組用の市販のシナリオを教え込んで行わせるのは不可能だとしても、生活の中で覚えたルールややりとり、楽しかった遊びなどを盛り込んだ劇ごっこならできないはずはないと踏み切りました。途中経過は、なかなかいいです♥
昨年のブログでも書きましたが、生活発表会は先生に教えてもらったことを忠実に守り立派な発表をする行事ではありません。もちろん劇で言えば、幼児用の劇遊びのシナリオはいいものもたくさんありますが、初めてのことを一か月教えられて立つ舞台と、経験してきたことをもとに保育者とともに作り上げたた舞台では、子どもの動きが違います。
年中うさぎ組はシンプルなストーリーを共有して相手とのやりとりを楽しみながら演じ、年長きりん組は大道具の移動や進行もなるべく自分たちで動けるようにと、プログラム全体で発達が感じられる構成となっています。どうぞお楽しみにおいでください。
たまご組、おひさま組、はと組も、遊びや身に付けてきたことを中心に、笑顔あふれる姿をお見せします。この発表会で、子どもたちが生活を楽しみながら成長していることを感じ取っていただければ幸いです。
合奏、歌も学年にあったものになっています。きりん組は人数の少ない学年ですが、音程が正確で歌が上手。プログラムのトリにもってきてありますので、どうぞ泣いてください(T^T)。