2019年6月
2019年6月17日
音楽♪笑顔教室
今年度、はと組と、おひさま・にじ・ひよこ組の低年齢児学級を対象に、音楽♪笑顔教室と称して音楽療法を取り入れます。
今日はドレミ株式会社からセラピスト2人が来てくれました。ドレミ株式会社は児童発達支援や障害児の放課後等児童デイサービスを運営し、音楽療法や福祉相談援助を行っている団体です。http://doremi-inc.co.jp/ もともとは、はと組の活動の一環として音楽療法を考えていたのですが、音楽を通して発達をうながすという考え方が低年齢児にもちょうどあてはまるため、合同で行おうということになりました。
「音楽でみんな笑顔になれる」というモットーのとおり、楽器あり、ダンスあり、歌に合わせたパネルシアターありの楽しい教室でした。子どもも保育者も、ふんわりとした受容的な雰囲気に包まれてとてもいい気持になりました。年間13回行います。
※保護者の方は写真館もご覧ください。
2019年6月7日
幼児教育センターより講師を迎えて保育の勉強会を行いました。
6月6日(木)、群馬県幼児教育センターより保育アドバイザーを招き、研修会を開きました。講師は、明和短大の講師で公立幼稚園の園長経験もある高橋恵津子先生です。
テーマは「思い思いの遊びの中で子どもの本質を育てる」ことについてです。
のびのび幼稚園は、昨年から朝の思い思いの遊びに力を入れ、新教育要領の目指すところである「環境を通して行う教育」の充実を目指してきました。6日は、高橋先生に保育を見ていただき、毎日行っている「遊び振りかえり会議」の様子を含め助言・指導をいただきました。
結論からいうと、方向性は間違っていないということが確認できました。例えば、ブランコでお腹を下にしてこいでいる3歳児の子どもがいた時、危ないからとすぐ禁止するのではなく「この子たちはブランコに上手に乗れる身体能力の高い子たち。年長さんの真似をしてもっと難しい乗り方をしたいのはわかるけれど、他の3歳児とのかねあいで今はルールを守ることを優先させよう」と考えるのはよい、というようなことです。
ルールを守らせる、大人の指示に従わせることばかりにとらわれ、行動の奥にある気持ちに思いを至らせることができなければ、子どもが自分で判断できるように導く働きかけはできません。その他、保育者が全て遊びの環境を考えるのではなく子どもと作り上げることや、生活習慣でも子どもにどうしたらいいだろうと思わせる言葉のかけかたを意識していくことなど、大切な視点をたくさん学べました。
まだ保育時間内だったため、参加できたのは担任をもつ先生9名だけでしたが、日々ともに行動することによって保育者・職員全体の保育力が高まっていくようにと願います。
その他に、うれしい言葉もいただきました。「先生たちの子どもとの向き合い方がいい。困り感のある子がいるように見えない。みな、園が居場所と感じ楽しそうだ。先生たちの連携がよく皆よい保育を目指していて、充実していることから醸し出されている雰囲気がある。」
こうした評価を裏切らないよう、職員一同これからも研鑽を積んでいきます。
2019年6月5日
はと組保護者幼稚園参観
6月5日(水)はと組の保護者対象に、幼稚園参観を行いました。
はと組は個別に丁寧な支援を行っていますが、保護者が定型発達のお子さんの様子を年齢を追ってみる機会がなかなかありません。そのため、こうして年に一回参観日を設けるようにしています。教頭がいっしょにまわり、学年の発達の特徴や課題を説明しました。
今年度は、通常学級との交流も多く取り入れるようにしており、お母さんがたは、「このクラスといっしょに過ごすのか」とイメージもわいたことと思います。
「通常学級と交流して、子どもたちの反応はどうでしたか?」との質問がありましたが、「みんな関心をもって『〇〇ちゃん』と声をかけていました。わからないことは教えてあげようと接していましたよ。」とお伝えしました。
はと組のお友達の名前をおぼえたら、みなさん、外で会った時など声をかけてあげてくださいね。嬉しいものです。