2020年10月16日
直接的な体験
10月14日はさつまいも掘りでした。
行事や活動は、そこまでにどれだけ多様なイメージが紡がれているかで深みが変わってきます。さつまの苗植えは5月の登園自粛期間中で、その時にいつもしていたような秋の収穫への期待を高めることができなかったため、今年は念入りに事前指導を行いました。
各学級で、写真絵本などを使って芋の成長の様子、芋ほり、お料理を思い浮かべます。子どもたちは今まで経験したことと結び付けて、匂い、色、感触、味を想像します。
いざ、畑へ。ひよこ・うさぎ・きりんは裸足で向かいます。
先生たちの寸劇を見て(↓この写真は過去のものですが)「掘る」ことを確認です。テレビ番組等でおいもを引っ張るシーンがありますが、あれでは収穫できません。
はやく掘ってみたいよう!気分が盛り上がったところで、さあ畝に並んで芋ほりです。
そうそう、奥までなが~いお芋もあるからよーく土をかいてね。
「わっ、出てきた!」「先生見て。大きいよ」「きれいな紫」明るい声が秋の空気と土の匂いに混じって飛び交います。芋ほりのイメージが実体験に結びついた瞬間です。
数年前までは、朝のうちに用務員の清水さんがつるをきれいに刈り取り片付けてくれていましたが、一昨年から残しておいてもらい、年長きりん組が力を合わせて片付けることにしています。こどもたちはつるの長さと量を実感します。
給食にはふかし芋が出ました。今日の給食10月14日をご覧ください。今後も、さつまいもチップスやさつまいものてんぷらが出ます。
たかが芋ほり?されど芋ほり。五感を使った季節の体験、子どもに強い印象を残すことでしょう。
たくさん写真が撮れています。学期末、はいチーズでご購入ください。