2020年10月26日
10月20日21日まちこ先生のお箸教室
恒例、まちこ先生のお箸教室です。
正しい箸使いは一朝一夕では身に付きませんが、まずは、使ってみたいという気持ちをもってもらうことを目的にします。
親しみを感じてもらうための軽快なトークやまねっこ遊びをした後、いろいろな食具が紹介されます。その後、今年も出ました「あたりまえだのボーロ」! (教頭もリアルタイムでは知らないのですが、40~50年前にテレビコマーシャルで放送され、あたり前と前田製菓のボーロを混ぜた決め台詞は大ウケだったみたいです。知らなくてもまちこ先生の言い方がやたらおもしろい)
ちょっと表面がざらざらしていて大きさもほどよくつまみやすいボーロ。先生ったらぱくっと食べて見せます。「いいなー!」「ずるーい」食べたい気持ちがぐう~んと高まったところでお箸の持ち方を習い、いざボーロつまみに挑戦です。
あまり細かいことは言わず、自力でつまんでもらいます。新しい道具へのチャレンジはとても楽しいもの。
3歳児ひよこ組は、ご家庭で使っているかや兄姉が使っているのを見ているかによって、慣れ度に差がありますが、うさぎ組になるとほとんどの子どもが上手に使えるようになってきます。さあ、これで終わりじゃありませんよね?みんなでいただきま~す。
きりん組はレベルを上げて、大豆つまみリレーを行い、大いに盛り上がりました。
給食は、20日が栗ご飯、煮大豆とひじきのサラダ、21日がポークチャップとさつまいものサラダ。摘まみやすさを考えて献立をたてています。ひよこ組はこれからはスプーン、フォーク献立の日以外はお箸で給食を食べます。
握り箸やクロス箸では摘まめません。自分で食べようとする気持ちが何より大切で、なんとかして摘まもうという経験を積みながら、少しづつ正しい持ち方を伝え、使えるようにさせていくとよいようです。
お箸教室で使った箸は、真智子先生がこども用に16cmに切ってくれた割り箸です。割り箸は滑らなくて、実は子どもにとっても使いやすいです。麺を食べるときなどお試しください。また、上手に使えないとつい大人が食べさせてしまいたくなりますが、それは本人の経験を減らしてしまうこと。今回の教室をきっかけに、なるべくお子さんに箸を使わせてあげるようにしてください。案外使えているものですよ。
ご家庭で気になる様子がありましたら、園に教えてくださいね。よく様子をみて、必要に応じて正しい持ち方を声掛けしていきます。