のびのびこども園

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2020年4月7日

新しい年度が始まりました

時がくれば花は咲く

 

本日始業式。子どもたちは目を輝かせて登園してきました。大人たちの抱える不安はさほど子どもに影響を与えていないようです。

 

新型コロナウィルス感染症が広がりをみせ、非常事態宣言が出される模様です。しかし、国からの通知では認定こども園は原則開所となっております。2月末首相から一斉休校要請が発表されたときは、子どもの健康と命を守ると言いながら、こども園、保育所、学童クラブを線引きし、危険域に分けたと腹立たしく思いましたが、(今も腹を立てていますが)現在は違う心持ちでいます。

 

医療従事者、生産者、生活を支える仕事をしている方々のお子さんをお預かりし、健やかに育て社会を支える。これが子どもの施設の使命です。現在、桐生・大間々地区は「感染拡大警戒地域」ではありません。するべき衛生管理をできる限り行って保育してまいります。

 

私たち大人が今するべきことは、新型コロナウィルス感染の広がるスピードを遅くして、医療崩壊になる事態を防ぐことです。いずれ治療方法が確立し、ワクチンがいきわたるようになるでしょう。それまで、通常の社会生活を保ち続けられるよう努力していきましょう。

 

自分自身が潜在的な感染者かもしれないという意識で、人にうつさない気持ちをもって行動していれば感染が広がらないといわれますがその通りだと思います。まめに手洗いをしてください。生活の節目で身の回りのポイントを消毒してください。換気をしてください。不特定多数の人が密集する場所には行かないでください。栄養のあるものを食べよく眠って免疫を下げない生活をしてください。熱があったり体調が悪い時は出歩かず家で安静にしてください。お子さんの健康観察もよくしてあげてください。そして、無駄な買占め、買い急ぎは控えましょう。本当に必要な人にいきわたらなくなってしまいます。

 

来年の今頃は、光明が射し、安心した気持ちで新年度を迎えられますことを心から祈っています。(理事長:須田)