2017年11月14日
絵には発見と感動が表れるから
10月18日、写生会がありました。写生、と言ってもいわば観察画を描く日です。
大人は、本物に近い形の整った絵を「上手」と思いがちです。(もちろん、形を写せる才能のあるお子さんはいますが)しかし、よく見て、「わあ、うさぎって耳が長ーいんだ」とか、「ミニチュアホースって大きな鼻の穴がある」と気づき、その感動が表れた絵の魅力は大人はかないません。上手でなくてもそうした感動や発見が表れた絵を、幼児のいい絵と呼びます。
いい絵を描いてもらうため、うさぎを触ったり、ウコッケイを間近でみつめたり、ミニチュアホースにエサをやったり、たくさんたくさん親しみます。今年もおもしろい作品がたくさんできました。2月17日作品展で展示します。