2023年4月27日
去年の経験が生きている
子どもたちが自分たちだけで遊べるようになっていたのでびっくりレポート!
今日のきりん組、バス登園したYちゃんが「『爆弾鬼ごっこ』する者よっといで♪」と声をかけると、「何々?」と友達が集まり始めました。
まだまだメンバーが少ないです。「ねえ、爆弾鬼ごっこってどうやるの?」「こうやっって丸描いてこうやってボールを転がして当たった人が外に出るの」(ああ!中当てね。)「じゃあ、丸描いたら人が集まってくるんじゃない?どうやって描くの?」「足で描いて白い線を引くの」とYくんは丸を園庭に描きだします。中当てをみんなでするには小さいので助け舟を入れます。「じゃあ、みんなで描いているから白い線描くのもってきてよ」「うん、わかった」
線をだいたい描いてストッカーに様子を見に行くと、何人かで「こっちに粉が入っているね」とラインカーを選んで持ってくる途中でした。
じょうずに白線の丸を描きます。からからに乾燥していたので教頭がじょうろで水を撒こうとすると「(えええ、何するの?!)」という視線が一斉に!「(汗;)あ、ほこりが立ちそうだから水を撒くね」「線消さないでよ!」そうか、それを心配したんだね。はい、湿らせました(^^; 黙ってやってごめんなさい
爆弾は投げないんだよ。転がすの
当たった人は丸の外に出て、帽子をとるんだ
ここまでルールが共有化され、子どもたちだけでゲームが進みました。
すると、「ぼく当てたから、中に入るね」というMくん。ん?そうなの?
「ねえ、当てた人は中に入るの?」
「ええっ?入らないよ」
「入れるよ」
(気にしにないでボールに夢中な人たちは聞いていない)
入りたい人は入ってしまい、(あれ?)と思われながらもゲームは続きます…
と、今日はここまででしたが、昨年先生が仕切って全て準備するのではなく、線を描く、当たったら(鬼に捕まったら)帽子を脱ぐなどの基本のルールを年中児がわかるようにいっしょに経験し積み上げてきた結果だなあ、と嬉しくなりました。
まだ、全て任せるとばらばらになってしまいます。ところどころ援助しながら、遊びにはルールがあるから面白い、だからみんなで分かり合っていかなきゃね、と自然に思えるようになるよう明日も思い切り遊びます。