
はと組宣言
のびのびこども園は障害のあるお子さんや発達特性のあるお子さんを園児として受け入れます
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のびのびこども園はお子さんに特別な支援の必要がある事実を受け止めます
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のびのびこども園はお子さんの特性に応じた個別指導計画をたて、必要な支援を行います
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のびのびこども園は、園生活を平穏に過ごすことだけを目的にせず、小学校進学を含むお子さんの将来を見据え保育します
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のびのびこども園は保護者にお子さんの特性を正しく理解していただき、よりよい親子関係を構築できるようお手伝いします
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のびのびこども園は、入園したお子さんを日々歓迎します
本人や保護者がそれを実感できるような環境を設定し様子の報告に努めます
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のびのびこども園はお子さんの幸せを心から願っています
ステップクラス『はと組』
(マンツーマンで担当保育者がつく小集団クラス)
障害のあるお子さんや発達特性のあるお子さんに対し、小集団の日常生活の中で発達を促し、社会で生きる力を培っていきます。関係機関と連携し、家庭・こども園・リハビリ施設・児童発達支援等で同じ目標の支援を行えるようにします。こども園である特長を生かし、お子さんに合わせて定型発達のお子さんとの交流の場を設け、同世代の友達からの刺激を受けられるようにします。

大きな集団に入る前に
小さな集団でていねいに育てたい
①相手を意識する力
自分の先生、いつもいっしょにいる友達に親しみを感じ、安心する
②生活の流れを見通し、自分から動ける力
予定変更の少ない生活プログラム、活動によって動きやすく環境調整された保育室で見通しをもって行動する
③基本的な身の回りの始末ができる力
所持品始末、靴を履く、衣服の着脱、手洗い、
排泄のリズムがある程度でき、尿意・便意が伝えられる
④自己肯定感
個々の技能や関心にあった活動を積み重ね、ほめてもらいながら「自分はできる」と感じる
また、生活する中で、苦手な感覚や、切り替えができないときの効果的な対応を探っていきます。そして、どういった活動が得意でどういった活動が苦手なのか、得意を生かし苦手をカバーするためにはどうしたらいいかをみつけていきます。 これらの事柄を、保護者の方と同じ方向で支援できるよう、情報共有に努めます。
募集要項
■令和8年度募集人数
教育認定 または 保育認定短時間2名(令和7年10月1日現在)
■在籍条件(次のいずれか一つ)
①障害手帳または療育手帳を所持していること ②児童相談所による障害の判定が出ていること ③医師による支援の必要性の診断書またはリハビリ情報提供書があること④のびのびこども園での巡回支援専門員の意見書があること
■保育時間
1号教育認定の方 8:45~14:15まで
2号・3号保育認定の方 8:30~16:30まで
(保育短時間のみの対応となります 土曜保育はありません
また、人員の状況によっては保育認定のお子さんを
受け入れできないことがあります)
1号の希望延長保育は16:30まで(延長料金500円/日)
その他、費用などは他のクラスと変わりません。
はと組開設に至った経緯
のびのびこども園は平成20年度から積極的に障害のあるお子さんを受け入れ保育しています。 障害者の権利に関する条約が、平成18年12月第61回国連総会において採択され、平成20年5月に発効しました。そこには障害のある子どもも障害のない子どもも同じ場で教育を受けるというインクルーシブ教育についての理念がうたわれています。私たちの国も批准し、平成26年から効力が発生しています。
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障害児保育のスタートからの数年間は、同じ学年の幼児のクラスで、障害児一人に加配教諭を一人つけて同じ教育課程で過ごすというものでした。しかし、特別支援の対象となる幼児の在籍数が増え、障害内容も多岐にわたるようになり、学級運営に困難が生じたり、対象のお子さんにも無理をさせなければならない場面が増えたりしました。ただ一緒に過ごすだけではインクルーシブ教育の理念が実現できるわけではなく、障害のあるお子さん、特性があるお子さん、定型発達のお子さんそれぞれが力を発揮しあい居場所をつくる保育の難しさを痛感した時期でもありました。
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そこで、平成27年度から、個別に指導計画をたて、小さい集団で丁寧な保育を行う「ステップクラス はと組」を開設しました。障害のあるお子さんが、生活習慣を身に着け、家庭外の世界への信頼を育み、並ぶ・待つ・順番を守るなどの集団のルールを学ぶのは、環境が調整された刺激の少ない少人数のクラスはスタートにふさわしい場と言えます。行事などは認定こども園と同様に行われるため、多様な経験ができます。また、知的に遅れの少ないお子さんについては、お子さんの状態に合わせて同じ学年の学級で活動する時間を設けます。 発達への効果が見込まれれば、在園中に定型児クラスに生活の場を移行することもあります。そのために、お子さんの様子をよく観察し、保護者、定型級保育現場、療育先などの専門家とも都度相談の機会をもちます。文部科学省は「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育構築のための特別支援教育の推進」を掲げ、多様な学びの場の充実を進めていますが、のびのびこども園は、できる限り実現に努めているところです。
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個別支援のステップクラスに在籍することは、学びの場から遠ざけることではありません。多様な学びの場があり、柔軟に行き来ができるようにすること、そのための相談体制を整えること、それこそが障害のある子どもにとってもない子どもにとっても有益なことなのではないでしょうか。
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はっきりとした診断が出ていなくても発達に心配があれば、ぜひご相談ください。定型学年のクラスに参加する前に数か月はと組で生活することでその後の集団生活にスムーズに移行できることが経験上わかってきました。どのお子さんに対しても、のびのびこども園は望ましい場の提供と合った対応・保育を目指し、日々スキルの向上に努めます。どうぞご入園をご検討ください。

