のびのびこども園

ブログ

2024年2月28日

不審者侵入想定防犯訓練


桐生警察署員さんを派遣してもらい、不審者想定の防犯訓練を行いました。
暗号を放送すると、侵入場所を理解して、一斉に室内に避難する子どもたち。
その間先生たちはさすまたの使い方を習います。

一目みただけではどこにいるかわからないくらい素早く上手に隠れます。待つこと数分。
パトロールカーが到着するまでにかかる時間の平均は2022年1月10日(110番の日)に警察庁が公表した資料によると、全国平均で8分16秒だそうです。この日は7分間待機しました。

避難解除後、低年齢児は担任の先生が事後指導を。3歳以上児は遊戯室で桐生警察署員さんに被害に遭わないための「いかのおすし」紙芝居を読んでいただきました。


その後、大声をだす練習です。

不審者役のスクールサポーターさんが近づいて子どもたちを連れ出そうとしますが、大きい声で「助けて!」と叫んで逃げます。

Hくん、声を出して逃げることができましたが、本当に怖かったようです。

Nちゃん。とても人懐つこくてかわいいのですが、ついていってはいけないよ。「助けて!」と言えました。

助けて、が出なければ「いやー!」でも「ギャー!」でもいいです。とっさに大声を出すことは防犯上大切なことなのだそうです。

保育室でも全員が声を出してみました。回りの人すべてが良い人ではないと教えるのは悲しいですが、身を守るために必要です。小学生になって行動範囲が広がった時、お家でも、どこで誰と遊ぶか報告するようにし何時に帰るかなどの約束をきちんとしてください。また、外出先のトイレは子どもだけで行かせないようにしてくださいね。正しく危機意識を身に着け、外の世界に羽ばたける人に成長していってください。

追伸****
こちらは、早川貯水池が決壊したことを想定した垂直避難訓練の様子です。何が起きたか理解して、上手に2階に逃げることができました。