のびのびこども園

ブログ

2021年1月13日

だ・れ・が・お・に・じゃ・な・い・か・な

それ!逃げろ

お・に・ぎ・め 

お・に・ぎ・め 

だ・れ・が お・に・じゃ 

「な・い・か・な」

 

のびのびこども園の子どもたちはこうやって鬼ごっこの鬼を決めます。一人ひとりが足を出し、「親」が足を順番に指差し、お鬼じゃないに当たった子どもから抜けていき、最後に残った子どもが鬼です。

 

とっても非効率

 

教頭の就任した十数年前から見られていて、ここの地域で古くから伝わっている決め方かなと思いきや、母親世代の人に聞いても「覚えていないなあ」との答えでした。小学校低学年はやっています。いつどこで発生したかは不明。

 

でも、とてもやさしい方法です。

 

だ・れ・が・お・に・か・な

で決めると、あっという間に鬼が決まり、すぐにゲームが開始されます。「だれがおにじゃないかな」だと時間はかかりますが、「ため」が生まれ、一緒に遊ぶ心の準備ができるのです。特にルールのある遊びに目覚め始めた小さい学年にとっては役立つステップと言えましょう。

 

だれが鬼じゃないかな

ひよこ組が真似して鬼決めをしています。一対一対応を理解していないので、跳ばしたり何度も同じ足を指さしたりして、とても適当です(笑)。でも、なんとか鬼が決まり、鬼ごっこがスタートします。

わー、鬼だ

 

 

最近、自然発生的に学年をまたいで遊ぶ姿が見られるようになってきました。小さい組は大きい組の子の遊び方に刺激され、全てわからないまでも一緒にに参加します。大きい組は小さい組がわからずにしていることも大目にみながら合わせつつ自分たちも楽しんで遊びます。こうして、ともに遊ぶ力が培われていきます。大人が仕切る必要なし^^

 

明日もいっぱい遊ぼうね。遊びは学び。