のびのびこども園

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2018年2月8日

鬼もいるんです

(まだ怖さがわからないのかも・・・!?)

2/1(木)、節分の豆まきを行いました。クリスマス会のブログで「サンタクロースはいるんです」と述べましたが、「鬼」もいるんです。

 

年始の「大人のピタゴラスイッチ」をご覧になった方はいますか? その中で、実際にはないけれどわかりやすい想像をさせて、機能としてのみ存在するものがある、というテーマがありました。(バイクのリザーブタンクや自動ドアの仮想タッチスイッチなど)

 

「自分の欠点を見つめ、乗り越えようとする」・・・むずかしい! 子どもにどう理解させたらいいのでしょう。そこで「鬼」です。自分のお腹の中に、「ねぼすけ鬼」とか「泣き虫鬼」とか「おこりんぼ鬼」とかがいる。その鬼が形を変えて現れる。やっつけよう!ね、小さい子どもにもわかりやすいですよね。

 

それから、自分の想像を超えるような怖いものがあることは悪いことではありません。畏敬の念を忘れたら尊大な人間になってしまいますから。安全が約束された場所で、思い切りこわい思いをする。だから今年も、先生たちは張り切って子どもたちを怖がらせましたよ^^

 

ところで、帰りのバスの中で「あの黒い鬼は園長先生だよ。園長先生がマスクを買って被ってるんだよ。」と鋭い考察をしている男の子がいました。その子は鬼に豆をぶつけず逃げてばかりいたので「じゃあ、なんで戦わなかったの?」と尋ねたら、「だって、こええ~(こわい~)」とちょっと恥ずかしそうに目を逸らすのでした。

 

そこで思ったのは、鬼の役をしているのが園長先生なら怖くはないけれど、いつもそばにいる園長先生が実は本物の鬼だったというのは、すごく怖いことだなあ、と。そうだね。鬼は外!

 

保護者の方は、写真館もご覧ください。